きょうは雨でダークな気分なので初音ミクAppend darkで「雨の街を」

　別にダークな気分というわけでもないのですが、雨ということで、初音ミクAppend darkに、荒井由実のファーストアルバム「ひこうき雲」収録の名曲「雨の街を」をうたっていただきました。

　オケは昔のを使用。VOCALOIDのほうは、VOCALOID EditorをCrossOver Macで立ち上げて打ち込んだものを、同時に開いているVOCALOID Editor DEMOのdarkで再生してWAV書き出ししながら進めていく方式。両方同時立ち上げでいけたのがなかなか便利でした。調声はほとんどせず、64分音符までの解像度によるベタ打ち。パラメータはいじらずデフォルトのまま。±のときには気にならなかった、低音の「いー」と伸ばしたところが若干ノイジーかな、という感じ。それでもミクよりは柔らかいですが。ここはDYNその他の調整でなんとかなるレベルでしょう。

　鼻声でフラットな歌い方は、初音ミクと荒井由実の相性がいいのですが、標準のミクよりもdarkミクのほうがしっとりした感じで落ち着く気がします。前に作ってあったミク（非Append）版はこちら。

　darkを使ったカバー曲はけっこうでていますね。いくつかいくつかピックアップしてみました：

　これまではミクの声が明るすぎて合わないと思っていた曲も、darkやsoftならば大きく手を入れることなしに、難なく歌ってもらうことができます。あまり調声に時間をかけたくない人にとっても、初音ミクAppendはぴったりだと思いますよ。