祝・iTunes 9で管理可能になったiPhoneホーム画面。でももっとよくするには?
iPhoneアプリがiTunesで管理できるようになったのはとてもうれしい。でももっとよくする方法があります。去年の8月に書いたこのエントリーはいまでも成り立つと思うのですよ:
そんなものは存在しないのですが、これはあったほうがいいと思うのです。せっかくiTunesで管理しているんだから。iTunesをほかのジュークボックスソフトとを大きく隔てていたのは非常に優れたプレイリストの存在です。その後、スマートプレイリストが登場して、さらに使いやすくなり、いまはほとんど改良の必要性がないくらいにまで成長しています。
しかし、このプレイリストがまだ適用されていないのがiPhoneアプリ。
わたしみたいにiPhoneアプリをバカスカ入れている人は少数派かもしれませんけど(現在143個)、使うアプリケーションをもっと効率的に管理したい人は少なくないはず。
iPhoneを復元するときに、過去のいくつかのバージョンからイメージを選べるのはいいんですが、それをもっと積極的に生かして、特定のアプリケーションセットを選択して、例えばパーティー向けとか、仕事向けとか、全部入りとか、選べるととても便利かも。
そして、このプレイリストをベースに、iPhoneのホーム画面管理がより簡単になるといいなあ、と思っています。いくらフリップが簡単だといっても10回以上フリップするのは苦労するし、ジャンル別の並べ替えも簡単なことではないので。
Nobiさんが書いているように、現在のiPhoneファームウェアは非常に不安定で、アプリケーションを多くインストールしているとバックアップに時間がかかるだけでなく、復元時に失敗することも多いようです。そのためには「最小iPhoneシステム」をプレイリストで構築して管理できると便利ではないでしょうか。
そういえばMac OS 9以前には最小システム構成を組み込むためのテクニックがいろいろとありましたよね。でも、いくらアプリをインストールしてもシステムの安定性に影響ないってのがベストなのはもちろんです。
たとえば、「最近使っていないけど、ここ1カ月くらいでアップデートされたゲームアプリ」「容量が2M未満くらいの小さいアプリ」「自分でレーティングを高くつけたけど削除してしまったアプリ」「ランダムに選んだ、まだプレイしていないアプリ」「ぜったいに外してはいけない、1-3画面以内に入れたいアプリ」といったものを、画面別にアサインすることが、iPhoneアプリのスマートプレイリスト対応で可能になると思うのです。
ちなみに、現在iTunesにインストールされているアプリは813本です。