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新しいプラットフォームを作ろうという人にぜひ読んでほしい「パソコン創世記」

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 青空文庫の発起人であり、推進役である富田倫生さんの代表作の1つである「パソコン創世記」が、@IT 自分開発研究所で連載開始されました。

はじめに――1952年に生まれたことへの感謝

先行き不透明な時代をITエンジニアとして生き抜くためには、何が必要なのでしょうか。それを学ぶ1つの手段として、私たちはIT業界で活躍してきた人々の偉業を知ることが有効だと考えます。本連載では、日本のパソコン業界黎明期に活躍したさまざまなヒーローを取り上げています。普段は触れる機会の少ない日本のIT業界の歴史を知り、より誇りを持って仕事に取り組む一助としていただければ幸いです。

 いま、人々のメインとなるプラットフォームはパソコンからスマートフォンなどのモバイルマシンに急激に移行しつつあります。同時に、App Storeで生み出されたユニバーサルアプリケーション市場に向けてデベロッパーもこの変化についていこうとしています。ブログやTwitterのように人々の情報への接し方も激変しています。

 同じように劇的な変化がわずか30年ほど前にもありました。そこで起きていたドラマを描き出したのがこのパソコン創世記。新しいプラットフォームに参加しようという人たちにとって、必ずなんらかのヒントになるとわたしは思っています。ぜひお読みください。ソフトバンクの孫社長がiPhoneに見抜いたのは、そのような類似性だったのではないかと思います。

 もしもiPhoneの青空文庫リーダーをお持ちでしたら、アプリ内の作家名、作品名検索でダウンロードし、読むことができると思います。連載の続きが待ちきれない人は青空文庫のほうで

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