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iPhoneをどんどん買い増そう

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 新機種の登場を待っていた人たちは正しかったようですね。新しいiPhone 3G Sは、待っただけのことはある、安くて速くて多機能。それでいてほとんどのアプリは動く。しかも新OSの3.0。

 こうすると、Androidのメリットだったものがことごとく奪われてしまうような気がします。

 実は先日、Android HT-03Aの取材に同行して、ドコモの新スマートフォンの実力を根掘り葉掘り聞いてきたのですが、その中で「これはAndroidのメリット」と感じられたもののいくつかは新iPhoneが実装済み。これはドコモもかなりブーストしてあげないとまずいのではないでしょうか。

 HT-03Aの「いいとこ探し」はこんな感じ:

・マルチタスク
・自由なアプリストア
・動画を撮影してYouTubeにそのまま投稿
・ストラップホールがある

しかし、実際は

・マルチタスク→3.0でバックグラウンドでの通知機能で代用がきく
・自由なアプリストア→数に圧倒的な違いが。違法なのはさすがに出せないだろうし
・動画を撮影してYouTubeにそのまま投稿→iPhone 3G Sならできる
・ストラップホールがある→これはiPhoneの完全な敗北

といった具合に、ほとんどの穴はふさがれています。

 さらに、iPhoneのApp Storeに関しては大きな差があることがわかりました。DRMです。Androidの有償アプリはそのデバイスにダウンロードされたものしか利用できないようで、マシンの移動ができない。それに対して、同じアカウントを使った複数のiPhone、iPod touchはアプリを共有できるのです。

 つまり、高額な辞書アプリなどは家族で共有できる。

 うちは5人家族なのでそれぞれが電子辞書をもってたりするとたいへんなコストになるのですが、これならばどんどん新しい種類の辞書を買って共有できる。

 ハードウェアとしての電子辞書は、もう死滅に向かっているとわたしは認識しているのですが、iPhoneは彼らに引導を渡すプラットフォームとなりそうです。Androidは容量的にもつらいですね(4Gバイトが上限)。

 結論としては、新しいiPhone 3G Sを買っても、アプリは家族で共有できる。だから新iPhoneを買う理由は十分にあるということ。

 この記事に追加しておいてほしいですね。

鬼嫁を説得できる新型iPhone購入術(を考える)

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