オルタナティブ・ブログ > CloseBox & OpenPod >

Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど

マルチトラッカー野郎が感涙するiPhoneアプリ「FourTrack」

»

 4チャンネルのマルチトラッカー(MTR)アプリとしては、既にレビューしている「4 Tracks Lite」があるわけですが、なかなかバージョンアップしてくれず、Liteじゃないフルバージョンも出てこないという状況。それを出し抜く形で出てきたのが、1200円の「FourTrack」であります(App Storeへのリンク)。価格からしてこれはプロ仕様ですよね。iPhone的には。

 現時点で使えるのはヘッドセットの内蔵マイク、本体マイク、そしてiPod touchではサードパーティ製の外付けマイク。ライン録りはできません。W-Fi経由で録音したものをPCに転送して、GarageBandなどのレコーディングツールで完成させるということも可能なわけです。そのあたりは「4 Tracks Lite」と違うところ。

 トラックの長さは制限なし、16ビット44.1kHzでの録音。録音および再生レベル表示ができて、パンもサポート。再生位置の変更(「4 Tracks Lite」はこれができなかった)。

 レイテンシーは1ミリ秒と、許容範囲かな。

 メーカーはSonoma Wire Worksというところで、iPhone用にはRecorderという録音アプリを販売しており、ギター用レコーディングソフトのRiffWorksというのを出しているらしいです。Windows版なんで使ったことないですけど。Wi-FiでのPCとの同期はRecorderで実績を持っているらしいですね。

 動作はなかなかきびきびしています。4 Tracks Liteとはだいぶ違うなあ。

関連記事:
【4 Tracks Lite】いつのまにかiPhoneで多重録音が可能になっていた件

Comment(0)