iPhoneで初のFMシンセサイザー「FMScreen」—超過激なテルミン
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9月中に出すといっていて果たせなかった期待のフルフィーチャーシンセサイザー「Noise.io」に代わって、iPhone用FMシンセ第1号となったのは、「FMScreen」(App Storeへのリンク)。230円なり。
演奏方法は、KAOSSILATOR方式のX-Yパッド。これで音程とモジュレーションを変えていきます。加速度センサーを使った傾き検知でボリュームを変化させます。iPhoneのテルミン系アプリによくあるパターン。
モジュレーションと音程の幅はピンチ操作で可変。レンジは4〜6オクターブ。
3本指でタップすると、オクターブのグリッドが表示されて、音程が半音階スケールとなります。
FMシンセシスは、パッド以外でのコントロールはできず、どのようなパラメータになっているかも不明。ただ、音色変化がむちゃくちゃ激しいテルミンっていう感じです。
リングモジュレーターをかけたような音色からフィードバックかけたみたいな音まで、iPhoneアプリの中では最も過激な音を出せる楽器でしょう。
普通のテルミンに飽き足らない人向け、ですね。飛び道具としてはいいかも。キース・エマーソンのリボンコントローラっぽいです。
なお、スクリーンロックからの復帰時に音がならなくなるバグあり。
この会社Piticuleは、Zimple-Gateという、GarageBandのAudioUnitsで使えるエフェクターを開発しています。AudioUnits用プラグインを作っているところは今後、要注目かもしれません。
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