iPhoneをアプリを音楽プロモーションに使うという当然の流れ
iPhoneアプリを出すミュージシャンがここへきて急増しています。
JailBreak時代からある音ゲー「Tap Tap Revenge」をNine Inch Nailsが使うというニュースがちょっと前に流れていましたが、それがついに公開されました。さすが新しもん好きのNIN。600円の有料版(App Storeへのリンク)。試してみましたが、けっこうはまりますね。問題は、このプレイ動画をレビューするときはどうしようかというところ。著作権的にそれはだいじょうぶなのかと。NINならOK出しそうだけど。
P!nkが出したiPhoneアプリ「P!nk's Funhouse」は、楽曲がフルで修められているわけではなく、ニュースや写真、サンプルを視聴できるという、アーティストブラウザ。まあ、無料なので多くは望めませんが。アーティストへの窓口をiPhoneホームに確保するというのはアリではないかと(App Storeへのリンク)。
そして、David Cook。今年のAmerican Idol優勝者で本格派ロックシンガーとして期待の新人ですが、彼もiPhoneアプリ「David Cook's "Light On" Lighter」を出しました。新曲「Light On」にひっかけて、ライターアプリ。ライターの火をつけると、その新曲がフルトラックで再生されます。
この曲は米国ではアルバムから先行カットされており、iTunes Storeで購入できますが、日本ではまだ。このiPhoneアプリならば日本のiTunes Storeから購入できるので、David CookファンのiPhoneユーザー(わたしがそうだ)にとってはとってもオトク、とくことになります。230円(App Storeへのリンク)なので1曲としてはちょっと高いけど、着うたフルよりはマシか。
ちなみにP!nkとDavid CookのiPhoneアプリ。ともにSONY MUISC ENTERTAINMENTとクレジットされているところが微妙におもしろいですね。
Polydorから出ているのは、Snow Patrolのインタラクティブブックレットというやつ。こいつは無料(App Storeへのリンク)。折り紙の星が表示されるインタラクティブアートとかもあります。この折り紙を開けることにより、アルバムのメイキングビデオとか歌詞とかをみることができるのです(開ける方法がわからず手間取ったけど、タップとピンチアウトを使う)。なお、折り紙の星は奥の方にもあるので、そこにたどり着くにはやはり、ピンチアウトを使います。分かりにくいよね、これ。で、ビデオは3階層目にあるのです。
BeatlesはRock Bandに進出するみたいだし、ロックとiPhone、ゲームに関する話題はこれからますます多くなりそうです。