ヤフーとの提携で分かったiTunes Storeの「数字」
iTunes Storeとヤフーとの提携話。Moraがどうなるとかはこの際どうでもよく、WebページからiTunes楽曲の検索ができるということがわれわれ既存iTunesユーザーにとって最大のメリットであるのは明白なのですが……。
このヤフーiTunes検索、すごい機能があるんですね。それは、件数表示。
例えば、検索するジャンルを「すべて」とすると、その場で、アーティスト名、作品名、曲名の件数が出てくるのです。すなわち、日本のiTunes Storeで購入できる楽曲数の正確なところが分かってしまうというわけ。
それによると、現在の曲数が461万2942件。う、公称の400万よりはるかに多いじゃないか。アーティスト名では22万4597、作品名(アルバムとかでしょうね)では42万7080。なるほどなるほど。
じゃあ、ジャンル別にいってみよう。アニメは1385曲ですか。まだまだだね。演歌/歌謡曲は7634曲。これもこれからですな。ロックは92万3111曲。ポップスは51万2529曲。R&B/ヒップホップは36万4839曲。クラブ・ダンスが35万952曲。クラシックがけっこう多くて67万1889曲。ワールドが53万2333曲。童謡/ディズニーが6万8148曲。フォーク/カントリーが53万2558曲。イージーリスニングが9万4833曲。ジャズが33万6101曲。レゲエは4万1559。サウンドトラックは7万3529曲。その他が7万542曲。
で、ショートコメント:
・Tak Matsumotoは「その他」扱いだけど、これはロックでいいんじゃね?
・J-POPというジャンルはない(iTunes Storeにはジャンルとしてある)
・おそらく、ロック、ポップス、フォーク/カントリー、演歌/歌謡曲にまたがっているのでは
・ジャンルで最強はロック、次はクラシック
このように、けっこう奥深いヤフージャパンのiTunes Store検索機能。アフィリエイトの料率がいくらかとというのが気になるところですが、やはり、ソフトバンクiPhoneというのに期待がいってしまいますね。
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