EMIの「DRM外し」は商売としても悪くない
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EMIの新音楽戦略が出ました。すべての楽曲についてDRM撤廃(実際はDRM付きで安いやつも継続)。フォーマットはMP3だけでなく、AAC、WMAも。価格は30セント高い1.29ドルだけど、アルバム価格は据え置き。絶妙なバランス感覚ですな。
1曲ずつ買っていたユーザーがアルバム単位で買うようになれば売り上げはあがるし、1曲ずつ買っても単価が高くなるから利益は増します。海賊行為による売り上げ減が30%以上になるとは思えないので、意外と割のいい商売ではないでしょうか。
音質が2倍で「CD並み」というのなら、別途買い足すという人もいるでしょうし。
実際のところ、DRMがかかってたとしても、ストリーミングキャプチャソフトを使えば音質は悪くなるとはいえMP3に落とせるのは常識なのだから、こうした音質面での訴求の仕方は実に正しいと言えます。
what's my scene? ver.7.0では日本では難しいだろうとの予想をたてていますが、さて、どうなりますやら。
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