オルタナティブ・ブログ > CloseBox & OpenPod >

Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど

MusicIDを試す

»

 ひさしぶりにWindows環境を整備しています。

 iTunes Music StoreやiPodの隆盛により、Macをメインにしていることで不自由を感じることは以前よりも少なくなっているのですが、依然として圧倒的に不利な分野があります。それは、ビデオオンデマンドの世界。Macで足りない部分を補完するために、とりあえず新しいWindowsマシンを1台導入することにしました。

 Amazon.co.jpで買ったHPの一番安い、Celeron MベースのノートPC、コンボドライブで512Mバイトメモリ、15インチ画面。これが8万円で買えるというのは、いい時代になったものです。来年登場するであろう、デュアルコアIntel CPU搭載のMactelマシンが出れば、さらにいい時代になる気がするので、投資額は最小に抑えています。

 GyaOとか、第二日本テレビだとかの接続設定をしたりしているのですが、ビデオコンテンツとは無関係の、音楽ソフトで気に入ったものが出てきました。Replay Musicというソフトです。PC MagazineでEditors' Choiceにも選ばれた製品。今なら30ドル以下の割引価格で買えるようです。

 このソフトは、「究極のストリーミングレコーダー」をうたっています。ようするに、サウンドカードに入ってくるサウンドをなんでもレコーディングしてしまうソフトです。以前、Mac用ということで取り上げたAudio Hijack Proのようなソフトなんですが、このソフトにはAudio Hijackにない大きな特徴があります。

 Gracenoteの楽曲データベースを使い、楽曲の波形解析を行ってIDタグ付けをしてくれるという機能があるのです。長瀬産業のMP3プレーヤー「HMP-100」に搭載されたMusicID機能といったほうが分かりやすいかもしれません。MusicIDの技術的な詳細は小寺さんのこの記事で。

 この機能を搭載したソフトとしては、オンキヨーのCarryOn Musicが既に発売されていますが、Replay Musicはオンザフライでタグ付けができ、分割化、MP3化、さらにはiTunesライブラリへの追加までやってくれるというのがすばらしい。

 50曲ほど試してみましたが、かなりの確率で曲名を拾ってくれるようです。日本語の楽曲もOK。ちゃんと日本語で情報を入れてくれました。

 25曲分までのレコーディング&解析がデモ版で可能なので、試してみてはいかがでしょうか。

Comment(5)