iTunes 5、待望の新機能
おおかたの予想どおり、ROKRが出て、液晶フラッシュが出て、マドンナが出て、iTunes 5が出たわけですが、ミュージックビデオは相変わらず8月9日でストップしたままほうっておかれっぱなしです。
コンテンツ的な大きなメダマとしては、マドンナ、ハリー・ポッター(日米の価格差に注目)なんかがあるわけですけど、予想(期待?)していたビデオ系の発表はとりあえずお預けということで。
ただ、ポッドキャスト関係の予想の一部は当たりました。スマートプレイリストにおけるポッドキャスト対応と、ボンジュール共有の対応です。
そのためか、日本版では「ポッドキャスト」となっていた、ソース名が「Podcast」となりました。
検索については、Spotlight風になっていて初心者向けにはいいのかもしれないけど、Power Searchへの一発アクセスができなくなったのは惜しい。でも、検索結果が最初の150曲だけでなく、More Resultsを表示してくれるのはうれしい。これがほしかったのです。
でも、それよりなにより、今回のメダマはこれなのです。「歌詞」ですよ! ID3タグに、ようやく「歌詞」が追加されたのです。今日購入した楽曲(ボズの"Lowdown"やサンタナの新曲、ジョン・レジェンドとローリン・ヒル共演作のミックス版)にはまだ入ってませんが、いずれ「歌詞入り」というのが目玉の1つになるでしょう。
ただ、これをどうやって表示させればいいのか……。iTunesプラグインかWidgetですかね。まだ歌詞はスマートプレイリストの項目にも入っていないし、機能面への実装はこれからですかね。
まあ、これをiTunesカラオケ化への第一歩として、期待しましょう。カラオケとiTunes、iPodの関係については言いたいことがやまほどあるので、のちほどまた。
このほかに気づいたこと:
・プレイリストのフォルダ管理が可能になった(プレイリストが増えすぎた人はうれしい)。このフォルダにはプレイリストもスマートプレイリストもいっしょに入れることができる。
・選択項目からプレイリストを作る機能。
・環境設定で「ペアレンタル」の追加(一部の子供には聞かせたくないコンテンツななどへの対応)。
・スマートシャッフルのパラメータ追加(曲単位、アルバム単位、グループ単位)、そしてアーティスト、アルバム単位でのばらけ具合。
では、これからApple Store Ginzaの写真を撮りに出かけます。