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3人子連れでハーバード留学→さらに留学中に1人出産→帰国後もう1人出産→今は5人のママでお医者さん(吉田穂波医師)

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*吉田穂波先生から頂いた資料。「受援力=助けを求め、助けを受ける心構えやスキル」

あぁ、ワタシってば忙しい。時間がないない。1週間があっという間。

と思っていたワタシ。吉田穂波医師の本「「時間がない」から、なんでもできる!」を読み、講演を聞いて、仕事しかしてないのに忙しいなんて・・すみません。。と思ったのと同時に、人ってそこまで出来るのかと大きな勇気をもらったのでした。吉田先生はこのブログの通り、お医者さんで、3人の子供がいながら留学準備をし、家族全員でハーバードがあるボストンで2年間過ごします。さらに留学中に第四子を出産し、日本に帰国後は産婦人科医と研究をしながら、第五子を出産されています。こんな人が世の中にいるのか、、と圧倒されます。

オプトにはママ会といって、産休中、育休中、育児中の社員が集まって情報交換や勉強会をする集まりがあります。私は子供はいないけれど、勉強会などには参加させてもらっています。そのオプトママ会に吉田先生が、講演しに来てくださいました(3ヶ月の可愛い赤ちゃんと一緒に!)。一言でいうと、本当に勇気をもらいました。以下、学んだことを箇条書き。

・1人目を出産後、出産前よりずっと忙しく200%ほど頑張っているつもりだったのに、70%しか仕事していないと評価された。それが、悔しくて悔しくて、留学にいくエネルギーとなった。怒りは大きなエネルギーになる。

・やる前にあまり考え過ぎないことが大事。先に決断してしまい、後から間に合わせる方がスピードが早い。自分1人じゃできないことは人にどんどんお願いする。

・自分がやりたい!と思ったことは、神の啓示だと思って大切にする。

・まずは自分を満たしてあげることが大切。リラックスし、右脳をつかう。

・人の力を引き出すには  "YOU"メッセージではなく、"I"メッセージ。  "YOU"メッセージは例えば「あなたはすごいね」「あなたはえらいね」など。"I" メッセージとは、「私はこういうところが感動した」「私はこういうところが嬉しかった」など。

・人には「どうしてできないの?」ではなく、「どうやったらできますか?」という前向きな質問をする。人の脳は質問されたら考えるようにできている。「どうやったらできますか?」と聞かれたら、それを考えはじめる。

・なかなかモノゴトが進まなくても、「1歩でもいい。半歩でもいい。1ミリでもいいから進む」と思う。

経歴だけ聞くと、とてつもなくパワフルでエネルギッシュでキレキレな方を想像していましたが、ご本人は、声も柔らかく、早すぎずゆっくりすぎないテンポでお話され、ニコニコ笑顔で、一緒にいると安心する方。講演中も講演後も参加者にはポジティブな空気がいっぱいでした。

 

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