より重要さが増してくる「編集力」
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千夜千冊が好きでたまに読んでいますが、松岡正剛氏が編集工学という教育を展開されています。HPが前と変わってしまったようですが、松岡氏が教育方法を紹介するページにこう書かれていました。
いま、社会はITが行き届いて、どんな情報も送り手の編集によって提供されています。こういう時代こそ一人ずつの情報編集力が問われます。
2年前くらいにこれを見た時は、1人ずつ編集力いる?趣味でやるの?と思っていましたが、私は大間違いでした。
例えば、社内だけでも膨大なデータがある。製造業だと、膨大な不具合報告レポートがたまっていたり、日々の業務でも、新卒の日報メールだけでも膨大な情報があります。
生かさないのであれば、意味のない情報の蓄積になってしまいます。
これを生かすために、編集力が必要になってくる。 会社レベルでも、個人レベルでも、両者に編集力がないと情報が活かせません。
ある研究によると、2003年~2004年のわずか2年間に新規作成された情報量は、洞窟壁画などの情報全てを含め、これまで人類が残してきた情報量を超えたそうです。それを考えると、会社内にも10年前と比べ物にならない情報量がたまっていっている。それをどう活用していくかは、何か大きなブレイクスルーにつながるのかもしれません。
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