今になると分かる校則の意味
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安室奈美恵が流行り、ルーズソックス&細眉が流行り始め、制服が高値で売れたりして「女子高生」が注目されていた時に高校生だった私は、三つ編して登校していました。
規則が厳しい高校だったのです。髪型は三つ編か、二つ結び。外で飲み食い禁止。寄り道禁止(塾と本屋さんのみOK)。掃除当番。ルーズソックスなんてもってのほか。
ある日、自販機で買ったジュースを下校中に2人で飲んでいるのを見つかった時がありました。
A子ちゃん「智恵ちゃんが買ったジュースです」
私「でも、A子ちゃんにも一口あげました」
先生 「2人とも反省文」
泥沼の争いです。
そして、校則の中でもイヤだったのはお掃除当番です。当番が順番でまわってくると、いつもより20分ほど早く登校し、教室や廊下やトイレを掃除をするのです。トイレの床は素手で触れるくらいキレイにしろと注意されます。先生は手で触ってみせてくれました(!)
こんな厳しい校則に何の意味があるんだ?と毎日思い、高校を卒業して、大学に入っても考え続けていました。それくらい、私には意味不明だったのです。
今思えば、分かります。
道端で飲み食いする姿は、美しいものじゃない。
勉強を教えてもらう場をキレイに使って、後輩に渡す大切さ。などなど。
今思い返すと、学校はすみからすみまでピカピカでした。あんなにキレイな学校みたことありません。きっと今でもピカピカな校舎で後輩たちが勉強しているのだと思います。
自由な学校が増えて、古臭いと言われるような校則ですが、後でこういう風に考えさせられる事を考えると、教育的な深いものがあるなと思いました。
あ、でも、三つ編の必要性だけは、まだよく分かりません。スカート丈もパンツが見えちゃうのはどうかと思いますが、ダサい長さを強要するのもどうかと思います。
承継すべきものだけ抽出していけばいいのにと思います。
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