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国内クラウド需要、クラウドファースト戦略が顕著に

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IDC Japanは2022年12月1日、「国内クラウド需要調査」の結果を発表しました。

国内市場ではクラウドは広く普及し、企業が複数のクラウドを利用するマルチクラウドも一般化しており、何らかのクラウドを利用中の企業のうち、71.1%が「クラウドファースト戦略を進めています。

クラウドファースト戦略の企業のクラウド戦略では、DXやデータ活用を上位に位置づけています。

クラウドファーストをパブリッククラウドファーストとプライベートクラウドファーストに区分すると、DXやデータ活用は共通して重要視されています。

パブリッククラウドファーストでは「コスト削減」と「IT部門の業務効率化」が上位に挙げられています。一方、プライベートクラウドファーストでは「ユーザー部門の業務効率化」と「セキュリティ」が重要視されています。

現在、パブリッククラウドを利用する企業は、その豊富な機能を活用してDXの推進やビジネスの迅速性向上を図っています。また、プライベートクラウドの利用/導入では、ITの信頼性を向上させながら、DX戦略を進めようとしている点をあげています。

多くの企業がクラウドを活用してDXの推進を図っている中で、SaaS、IaaS/PaaS、プライベートクラウドといった配備モデルごとにそのアプローチが異なっています。

IDC Japanのアナリストは、

企業がDXを実践する上で、クラウドが重要なテクノロジー基盤であるとの認識は浸透した。一方、企業がクラウドを使いこなし、DXを推進することは容易ではない。ベンダーは、配備モデルやサービスごとの機能性や特徴を訴求するだけではなく、それらを実現するアーキテクチャの理解をユーザー企業に促すことが重要である。

としているように、ベンダ側は、ユーザー企業の理解を促すアプローチが重要となっています。

スクリーンショット 2022-12-03 14.19.17.png

出典:IDC Japan 2022.12.1 国内クラウド需要調査

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