18歳意識調査で数字の低さ際立つ日本。「自分を大人」と考える日本の若者は3割以下、国の将来像に関して「良くなる」という答えはトップの中国の10分の1

日本財団は2019年11月30日、20回目の「18歳意識調査」で、インド、インドネシア、韓国、ベトナム、中国、イギリス、アメリカ、ドイツと日本の17～19歳各1,000人を対象に「国や社会に対する意識」に関する調査報告を公開しました。

本調査では、全体に途上国、欧米先進国のいずれと比べても数字の低さが際立つ調査結果となっています。

• 「自分を大人」、「責任ある社会の一員」と考える日本の若者は約30～40％と他国の3分の1から半数近く
• 「将来の夢を持っている」、「国に解決したい社会課題がある」との回答も他国に比べ30％近く低い数字
• 「自分で国や社会を変えられると思う」人は5人に1人、残る8カ国で最も低い韓国の半数以下

となっています。

出所：日本財団 「18歳意識調査」第20回 テーマ：「国や社会に対する意識」（9カ国調査） 2019.11

また、国の将来像に関しても「良くなる」という答えはトップの中国（96.2％）の10分の1となっています。

出所：日本財団 「18歳意識調査」第20回 テーマ：「国や社会に対する意識」（9カ国調査） 2019.11