奇妙か道理かアマゾンのCATVサービス販売
え? アマゾンがケーブルテレビのサービスを売るの? それ、可笑しくね!!? ケーブルテレビ負け犬ジャン・・・
またアマゾンプライムビデオ販売と矛盾するジャン!!
道理が合わない ・・・変だようねえ・・・ いえいえ、それには深い訳(わけ)があるのですよ・・・
これが、新しく立ち上がった アマゾンケーブルストアです・・・・うーむ
Amazon is now reselling Comcast's Internet and television service on its site, via a newly
<出所 テッククランチ>
アマゾンが米国ケーブルテレビ最大手のコムキャストのCATVサービス(Xfinityテレビサービスとブロードバンド更に電話サービス)を販売するケーブルストアを立ち上げました。
アマゾンはネットフリックスと並んでアマゾン・インスタント・プライム・ビデオサービスが、CATVサービスや地上波を歴史のゴミ箱に葬り去ろうとしている動きをしています。
そのアマゾンがCATVサービスを販売するのは奇妙です。しかしアマゾンにとっては「電子書籍の販売」と「物理的な書籍の販売」の関係と同じであって、アマゾンのCATVサービス販売は物理的書籍の販売と同じであり、道理に合っていると言う見方もあります。新たに拡大する花形商品(アマゾンプライムビデオ)を販売するとともに構造的に負け犬になり始めてはいるものの、まだまだ金のなる木のケーブルサービスでも稼ぐと言うしたたかな戦略ですね。
サービスに対する顧客満足度が不評のコムキャストの側は顧客満足度が高く効率的なアマゾン販売に大乗り気です。またアマゾンの顧客層にも売り込めると新たな販売チャンスにワクワクしています。チャーターなど他の有料テレビサービスも順次アマゾン・ケーブルストアに追加されるそうです。
しかし面白いですね。