ネット広告促進か、拒否か、グーグルが新AMP HTMLで広告阻止に反撃
グーグル: アプリがのさばって ブラウザーがスマートフォンで使われないのは許せん!!
お蔭で広告売り上げが伸びない...忌々しき事態だああ ・・・・
アップルは広告阻止に協力的だ 許せん・・・
出版業界の皆さん、そうだよね ね、ね、ね・・・・
出版業界: そうだあああああ!!
HTML5なんて夢みたいな空想に惑わされるから こんなことになったんだ!!
ブラウザーの表示を高速化して 広告の復権を!!
グーグルは民衆を率いる広告の自由の女神になるのだあああ!!
<以下の出所 ドラクロア>
<出所 テッククランチ >
ほら・・パソコンですら ネット広告拒否の動きが・・・@@
<出所 ビジネスインサイダー>
インターネットトラフィックのスマートフォンへの移行に伴い、広告ビジネスが大きな影響を受け始めています。パソコン利用者ですらネット広告を嫌う傾向が大きくなっている中、スマートフォンの世界では、アプリが視聴時間の中心を占め、Webブラウザーの利用は差をつけられています。その為、ここ数年、グーグルの広告売り上げの伸びは冴えません。
またアップルなどがIPhone上での広告ブロックを消費者の自由な選択肢にし始めています。
またネットフリックスなどインターネット上の有料テレビサービスも原則、広告は載せません。
これに危機感を持ったグーグルは、新CEOのスンダル・ピチャイさんの下、反撃を開始です。そして出版各社や放送企業、ツイッター、アドビなどを巻き込んでAMPを立ち上げました。無論、誰でも参加できるオープンソースプロジェクトです。更に問題はHTML5ではなく新たにAMP HTMLの開発と採用を宣言した点でしょう。2016年から高速化されます。
Accelerated Mobile Pages Project, for a faster, open mobile web
https://www.ampproject.org/
■ HTML5 ではなくAMP HTMLの採用
新プロジェクトAMPはアドビを取り込んでいる為、HTML5 ではなくAMP HTMLの採用を宣言しています。目的はコンテンツ(文書、動画、画像など)の高速表示です。
アプリに比べて表示が遅い為、生活者がアプリに流れ、その結果、Webブラウザーの利用が減り、グーグルも出版業界も広告売り上げを失ったと言う共通認識です。
まずはクロームブラウザーから始め、ファイアーフォックスなどにも参加を促す作戦でしょう。HTML5などと言う理想は、広告売り上げと言う現実の前に潰えそうです。
果たして表示の高速化でWebブラウザーがスマートフォンで復権するのでしょうか?
■ 出版業界の危機感
一昔前、フォックス創業者のルパートマードックさんが「グーグルは出版業界から広告売り上げをただのりで盗んでいる」と言ったのがまるで夢のような蜜月ぶりです。大きな危機感があるのでしょう。( The New York Times, BuzzFeed, National Geographic, NBC News, The Atlantic, The Guardian, BBC, Slate, Daily Mail, Huffington Post, The Washington Post, Vox Mediaなどが参加)
★★Introducing the Accelerated Mobile Pages Project, for a faster, open mobile web
★★Google Announces Accelerated Mobile Pages Project To Bring You Quick-Loading Articles