ニューヨーク市はUber型フリーランスドライバー増殖阻止に成功するか
フリーランス規制反対!! Uberの運転手の増加阻止法反対!!
ニューヨーク市長はアメリカ人の仕事を増やしたくないのぉおおぉ ?
ニューエコノミー、オンデマンド経済を理解しない守旧派の市長反対!!
<出所 テッククランチ>
タクシー業界を守れ・・・・Uberは町の平和を乱す・・・社会の破壊者だ!!
俺たち雇用型タクシー運転手に日本の武士階級のように滅びろというのか!! (あのねぇ 明治維新じゃないんだからぁあぁ・・・^^)
<出所 テッククランチ>
UberがYouTubeに投稿しています・・・ニューヨーク市長はUber1万人の雇用増計画に水を差した!!
馬鹿な市長から雇用を守れ!!
Mayor de Blasio's proposal will destroy 10,000 jobs | Uber
https://youtu.be/xFOQ6ID6lvk
タクシー業界でUberが急成長し、アメリカ主要都市のタクシーなどの市場シェアの半分を既に奪い取っています。米国大都市のタクシー業界は「雇い雇われる雇用型運転手」の時代から「フリーランス運転手」の時代へと大きく変わりはじめています。ニューヨークにおけるUberの成長は新しい産業革命(第四次産業革命とかIoT革命)による雇用の形態の移行の象徴です。
それに危機感を感じたタクシー業界が市長のBill de Blasioさんと市の交通委員会を動かして、タクシー関連のドライバーの増加数を制限する法案を通そうとしています。Uberの場合、一年間で約1万人の増員計画でした。ところが新しい規制案では、年間約200人しか増やせません。これはタクシー会社にも適用されます。しかし既に市場のシェアを持っている方が有利です。またLyftなどUberのライバル企業は「Uberの市場占有率が固定化される!!」と怒っています。
■ 雇用の形態シフトはやっぱり社会革命
ニューヨーク市では6月末にはタクシードライバーとUberフリーランス運転手の抗議デモが起こっています。Uberのスマートフォンアプリにも市長名を冠した"de Blasio's Uber" と言う機能が登場し「ニューヨークにはUberはもういない」とか「後25分も待つ必要がある」とか「市長の立法に抗議のメールを送ろう」と言った表示がなされています。
既にフランスでは「雇われるタクシー運転手」がフリーランスのUberを襲撃し、窓ガラスを割ったり、車をひっくり返したりと昔のラッダイト運動(機械破壊運動)が起きています。日本で言えば「雇われるタクシー運転手」の陣営は、「昔の武士の階級が滅びたように滅びるかもしれない」と言う危機感を強めています。しかしフリーランス型のライドシェアーサービスの方が、「値段が安くてサービスが良い」わけですから、既存のタクシー業界=イエローキャブは競争力がありません。どんどん市場を奪われ、シェア50%前後まで後退しています。
■ 遅れた日本
日本の場合、企業相手のサービスではランサーズやクラウドワークスなどが登場しています。しかし消費者相手のフリーランスサービスの本格登場はまだこれからです。TPPの盟主(現代のローマ帝国の盟主)アメリカでは「雇われる働き方」から「フリーランス型の雇われない働き方」へのシフトが起こっており、Uber タクシーのようなIoTがその動きを促進しています。
しかし早晩、TPPを通して米国から雇用形態のシフト、オンデマンド経済への市場開放の黒船圧力がかかってくるでしょう。そうなれば日本でも白タクが解禁されます。これは見ものです。
★★ Uber Stages Protest At NYC City Hall Against Bill Throttling New Driver Signups
★★ Uber Launches "De Blasio's Uber" Feature In NYC With 25-Minute Wait Times
★★Uber just threw some serious shade at NYC Mayor de Blasio for attempting to cap its growth