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フェイスブック・アットワークは成功するか?

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フェイスブックの社内SNS版はフェイスブックアットワークです・・・

遂に正式なトライアル版が登場です・・・・

これが世の標準に

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<出所 ビジネスインサイダー>

遂にフェイスブックアットワーク(フェイスブックの企業ソーシャル版)がパイロット版ではあれ、公式に登場しました。ネイティブアプリ(スマートフォン、タブレット版)とパソコン用のWeb版のハイブリッドです。スラック、コタップ、ヤマー、セールスフォース・チャターなどが企業SNS市場がどのように動くかに注目が集まっていました。

 一方米国の消費者マーケットでは若者が所謂、フェイスブックスタイルから離れ、一方フェイスブックも新しい時代に全力対応した結果、インスタグラムとフェイスブックメッセンジャーがスマートフォンによるネイティブアプリ時代を制する勢いです。そこでフェイスブックが如何なる形の企業SNSを提案してくるかに焦点があてられていました。フェイスブックの社内でも使われていますが、既に外部企業でも8千人がテスト利用しているそうです。

何故ならばフェイスブックの示すエンタープライズソーシャルの形が社内SNSの元型=標準になる可能性があるからです。

国内でも企業SNSのビートコミュニケーションが20151月、ネイティブアプリのトライアル版の提供を開始し、フェイスブック・アットワークに近い構想を持っているようです。

 社内SNSの導入を何社も経験してきた筆者としては、フェイスブックアットワークの登場が企業版SNSの普及のためには大きな追い風だと思っています。

 デスクワーク型の企業、二足歩行型の企業

 米国の企業SNSやウエアラブル機器の社内活用の議論にはホワイトカラー中心のデスクワーク型(ホワイトカラー型)企業とサービスワーカー中心の二足歩行型企業(常に歩いて働いている企業)があります。デスクワーク型企業は大部分の社員がパソコンを持っており、病院や居酒屋など二足歩行型の企業の社員はスマートフォン中心で連絡を取っています。フェイスブックアットワークの提案では、「両者のハイブリッド」がエンタープライズソーシャル(社内SNS)の未来だと示しています。

注目ですね。

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