スマートカーを巡る争いはIOS Siri Eyes Freeの12社連合対グーグル4社とNVIDIAのオープン・オートモーティブ・アライアンス(OAA)、娯楽、ナビから自動運転へ
CES2014では自動運転を含むスマートカーが花咲いていますが、それと離れた処でグーグルがネットサービス(娯楽やカーナビ、将来の自動運転など)をスマートカーに提供するオープン・オートモーティブ・アライアンス(OAA)を発表して注目を集めています。アンドロイドOSを使いますが、有名なアンドロイドのオープンハンドセットアライアンスのスマートカー版と言ったところでしょうか。2014年末までに幾つかのカーメーカーで実装される予定です。
一方アップル陣営は12社が参加するIOS Siri Eyes Freeの12社連合(Chevrolet, Nissan, and Mercedes-Benz. BMWなど)のサービスがホンダやGMのシボレーなどで既に具体的なサービスが立ち上がり始めています。シボレーでは2012年から二車種で採用されています。2014年にはシボレーのCamaro, Cruze, Equinox, Malibu, SS更に Voltまで拡大します。
オープン・オートモーティブ・アライアンス(OAA)で両方に参加しているのは、ホンダやGM、ヒュンダイです。アウディはアンドロイドOS陣営だけのようです。
これはスマートフォン戦争がスマートカーに飛び火したと言ったイメージですが、その内アップルも自動運転と言いだすかもしれません。
ネットを背景としたソフトウエアの進歩により車が人と会話するソーシャルロボット化し始めました。そしてコミュニケーションの世界から始まったスマート機器のロボット化が更に進展し、自動で動き初めています。
スマート革命の進展の中、サービス支配論理がメディア中心の「娯楽サービス」からリアルの世界で車の自動運転や自動電子楽器のようなモノを動かす、3Dプリンターのようなモノを作る方向に向かい始めています。
<出所:CNET>
オープンオートマティブアライアンス
<出所:OAA>
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