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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

本日でエンバカデロ日本法人設立5周年

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去る2008年7月1日、エンバカデロ・テクノロジーズは、ボーランドの開発ツール部門CodeGearの合併を発表。これに伴い、日本においても、旧ボーランドの開発ツール部門を母体として、新たにエンバカデロ・テクノロジーズ合同会社を設立しました。

つまり、今日、2013年7月1日で、エンバカデロ日本法人は、5周年ということになります。

エンバカデロ?下噛みそうだ、という方のために、簡単に自己紹介を。

エンバカデロ・テクノロジーズは、1993年に米国カリフォルニア州サンフランシスコで設立された開発ツールとデータベースツールの会社で、その社名の由来は、サンフランシスコのとある地名です。製品を開発して名前もつけたけれど、会社名が思いつかなかった創業メンバーが、ふと外を見ると「エンバカデロ・ショッピングセンター」が。「これいただき!」と決まったのがエンバカデロ・テクノロジーズ。スペイン語で「波止場」というような意味だそうで、実際エンバカデロ・ストリートには波止場がありますね。

こちらは昨年本社を訪問したときに撮影したビデオ。Bartの「エンバカデロ駅」から歩いてオフィスに向かっています。

さて、日本では、ER/Studioなどのデータベースツールがかなり以前からローカライズされており、古くからのパートナーさんは、エンバカデロのことを「エンバさん」と呼びます。

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「エンバさん」といっても毛皮ではない

2008年7月のCodeGearとの合併以来、特に開発ツールについての戦略を組み立て直し、現在のDelphi / C++Builderによるマルチデバイスサポートの道筋を作ってきました。我々も、エンバカデロ日本法人を設立したときに、DelphiでiOSアプリが作れるようになるとは思ってもいませんでしたが、ここ数年のモバイルデバイスの普及も予想を上回るものでした。

私たちも、5年という年月で大きな変化を作ったわけですが、同時に、市場の変化も速かったということですね。

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