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開発ツールビジネスの再生に格闘。マーケティングの視点で解説

ソフトウェア開発者の食生活も開発者イベントで取り上げる時代に

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スマートフォンやタブレットの普及により、ソフトウェア開発者は、従来以上に多くのプラットフォーム向けにアプリケーション開発を行い、多様な環境でのテストを実施して、個別の問題をつぶしていかなければならない状況にある。

従来にも増して効率化が求められる環境であるにもかかわらず、多くの場合、開発者の個人的な努力によってカバーされているのが実情だ。

デスクワークが基本のソフトウェア開発者は、激務になればなるほど、運動する機会が減ってしまうため、特に米国では、開発者の体重増加が問題となっている。近年では、開発サイクルが短縮化するだけでなく、開発したソフトウェアの寿命も短くなっているため、日々リリースのデッドラインに追われる高ストレスの環境下にあり、「食べること」でストレスを発散しているという指摘もある。

日本においては、肥満は米国ほど深刻ではないものの、頭脳労働者であるソフトウェア開発者は、ダイエットコークよりもドクターペッパー、煮魚定食よりもカルビ丼を好む傾向がある。脳に糖分を補給する就業中の間食も欠かせない。

過去24回にわたって、開発者のための技術情報を提供してきたエンバカデロ・デベロッパーキャンプ(略称デブキャンプ)では今回、運動不足に悩む開発者のために、オーストラリアで導入された開発者向けのダイエットコースを紹介することにした。

これまでは、コーディングの最適化やマルチデバイス向けの開発手法など、もっぱらテクニック面のみをテーマとしてきたが、開発者の生産性を考えたときに、彼らのライフスタイルを考えることも重要であるとの結論に達したためだ。

講師はマルコム・グローブス。エンバカデロのアジア太平洋地域を統括する。詳細は、以下のメッセージビデオを見てほしい。

エンバカデロ・デベロッパーキャンプは、4月23日、東京・御茶ノ水のソラシティ・カンファレンスセンターで開催される。

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