エフゲニー・オネーギン
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ひょんなことから、東京のオペラの森2008のオペラ公演「エフゲニー・オネーギン」のゲネプロ、平たく言えば公開リハーサルを見ることができた。この公演は、4月13日から計4回、東京文化会館大ホールで行われる。現在も若干チケットが残っているようだ。
指揮は小澤征爾、演出ファルク・リヒター、キャストは日本人も混在で、演奏はオペラの森のために結成されたオーケストラ。
「エフゲニー・オネーギン」は、チャイコフスキーのオペラで、ロシアが舞台なのだが、そこは現代風に演出されている。第一幕を通して降りそそぐ雪が美しい。二幕のパーティも今っぽい(といってもホントに今風というより、ナウでヤングな感じ)。
正直、チャイコフスキーのオペラを見たのは初めてだが、多彩なメロディメーカーだけあって飽きさせない。小澤征爾のメリハリもよい。しかし、ストーリー的には、オネーギン、ちょっと情けないヤツだ。
ちなみにゲネプロといえども、舞台袖に関係者が見え隠れしているのと、オケが私服なのと、副指揮者が客席一番前で指揮をチェックしている以外、ほぼ本番通り。十分楽しませてもらった。ありがとう。
今回は、チャイコフスキーづくしらしく、オーケストラ公演も室内楽公演もチャイコフスキープログラム。実は今回のゲネプロ招待は、こちらのオーケストラ公演のプログラム作成のお手伝いをしたことからいただいたもの。お手伝いの件は、ここに書いていましたね。
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