オルタナティブ・ブログ > マリコ駆ける! >

翻訳・WEB・キャリアを極める?楽しく正しく新しい会社経営&オリンピックへの道?

Profitableで三方よし

»

アークコミュニケーションズの5つのバリューの一つに「3つのP」がある。Proacitve, Professional, Profitable。今日はProfitableのお話。

********全体会議の話から******************

近江商人の言葉に三方よしというのがあります。

これは「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」。売り手と買い手がともに満足し、また社会貢献もできるのがよい商売であるということ、を指しています。

アークのバリューの3つのPはProactive, ProfessionalそしてProfitableです。

常々私がビジネスって素晴らしいなぁ、と思うのは、お金を通して、利益を追求することで、売り手も、買い手も、ひいては社会も、皆が幸せになるしくみがあることです。

私は数々のボランティアをしていますが、どんなに素晴らしい取り組みをしても、その活動を支え続ける原資、「お金」がないと続けられません。
ボランティアというのは、「他のことでお金を稼いで食べていけるから」、無償で活動ができるのです。世の中ボランティアだけではとうてい成り立ちません。

ビジネスはその主たる活動でお金を生んで、私たちも、お客様も、そして社会もProfitableになってサステナビリティが生まれます。

ですから、時々、三者がProfitableになるにはどうしたらよいのか考えてみてください。

考えやすいのは、手始めに考えるとよいことは、コスト削減で、利益を出すことです。

コスト削減には購入するものを減らすことと、手間を減らすことの二つがあります。
例えば付加価値の低い作業を減らすことができれば、人件費が減ることはもちろん、納期が短くなったり、空いた時間をもっと付加価値の高い作業にシフトすることができますね。

さて、このようなプロセス改善をする上で、ぜひ、行ってほしいのは顧客を巻き込んでのプロセス改善です。

私たちの中の工程だけで改善することができてもそれは素晴らしいことですが、お客様(管理部門でしたら社員になるのですが)を巻き込んでお客様の工程も改善されるとお客様もハッピーですね。

プロセスの改善は対象となる工程が広いほど付加価値が生まれやすくなります。
そしてお客様との対話を通して、新しいサービスが生まれることもあります。
その新しいサービスを他のお客様にも適用出来たら、お客様も、私たちもそしてそれを必要とする人々がいる社会も、三方よし、profitableになりますね。

今日は
・ビジネスの世界では利益を生んで、自社・顧客・そして社会に貢献しサステナブルになること
・利益を生む一つの手段としてプロセス改善があること、そしてそのプロセス改善はお客様も巻き込んで行うことで、より効果が発揮されること
・改善を通通して意義のあるサービスになったり、新しいサービスに発展すれば、それを求める社会に貢献できること
のお話をしました。

まずは目の前の自分の作業で改善の余地がないか、定期的に見直してください。

****************************************************

皆で、豊かになっていきたいですね。

Comment(0)