自分のことを誉められるよりスタッフのことを誉められる方が１００倍嬉しい

「うちのスタッフってすごいよ～！」とスタッフ自慢をしだすと止まらない私だが、これって、父親が「いや～、うちの娘は美人で、頭も良くて、お料理も上手で、非の打ち所なし」と誉めるのに限りなく似ている気がする。身内の自慢って自分が言うのもなんだが、信用性がいまいちだ^^;

そう思っていた時、今日は嬉しい話を聞いてしまった。当社のひとつ上の階の8Fで長期の仕事をしているベル・コンサルティングの某氏に「7Fで降りる人って感じがいいね。気持ちよく挨拶してくれたり、降りるときに気を利かせて閉まるボタンを押してくれたり。」と言われた。

「え～本当ですか？特に何か社員教育しているわけではないんですけど」と思わず嬉しくなり、にたらにたらして言うと、私が調子に乗っているのに気がついたものの、「いや、社長が言う言わないじゃなくてさ、そういうことをすると気持ちがいいと思っているからしているんだと思うよ」とコメント。それでもあまりに私がにたらにたらしているので、「7Fで降りる人は、御社の社員ばかりじゃないでしょう？クライアントだってパートナーだっているだろうから。僕はどの人が君の会社の社員かなんて、わからなくて言っているんだよ」と最後は笑っていた。

自分のことを誉められるよりスタッフのことを誉められる方が１００倍嬉しい。

この件をスタッフに告げると、「でも、大里さん、「そんなスタッフを雇った私は人を見る目がある！」と結局は自分のことを自慢しているんだから」と軽くいなされた。

ハイ、うちのスタッフって、そういう私を見抜くところも含めて、すごいんです！