【29,980円】 ミニノートを買えなかった私が、ミニノートを買いました
今年に入ってミニノートPC市場は拡大を続けていますね。海外勢・国内ベンチャー系に加えてSONY・富士通など国内大手メーカーも続々と参入し、今ではバリエーションも豊かになりました。家電店のPCコーナーでもミニノートをフロントラインに並べる店が増えています。
今年2月の拙エントリー「ミニノートはミニである、という原点」また4月には「私が未だにミニノート購入に踏み切れない理由」で、私がミニノートを買わない・買えない理由を、好き勝手に書かせてもらいました。
そんな私が、つい先日、ミニノートを買ってしまいました。もちろんMacbookも使ってますが、これからは使用頻度が落ちるかもしれません。
購入したのは新製品でもハイスペックマシンでもない、Inspiron mini12。前にも紹介した、デルの12インチです。まだ現行機種ではありますが、発売は昨年秋ですから、そろそろ1年にもなろうかという機種。今さらなぜ…って思われるかもしれませんね。
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前エントリー中で記した、私が欲しいミニノートとはこんな感じでした。
- （前略）…私にとって現行のミニノートでネックだなぁと思っていることは、画面が小さいことと、バッテリの持ちがあまり良くないことです。私くらいの年齢になると、どうしても老眼が入ってきて、小さな画面を凝視することは本当に疲れるわけです。従って（これまでの経験から）最低12.1（1280×800）インチは必要だと決めています。だから、type Pは選択枝に入らないわけです。
- またバッテリ性能については、最低5時間の公称値が必要だと決めています。バッテリは劣化を避け切れません。モバイルとして不安なく使うには、私の場合は実質3時間が最低必要ですので、公称値で5時間というわけです。
- それから、デザインも大事にしたいです。つまり「会社のパソコン持ち出してます」と言わんばかりの無骨なPCはイヤなので、ちょっとオシャレ系がいい。だからシルバーは買いません（多分）。
- さらに、OSはWindowsならXP限定。Vistaはパスです。あとは…もちろん無線LAN搭載でメモリは最低1GB。それでもって、予算は5万円以下が理想ですけど…（後略）
我ながら欲張りですよね。これじゃなかなか買えません…と思っていたある日、Webを何気に見ていたら、「mini12」「激安」の文字が。見ると…【29,980円】！ こりゃたしかに激安だぁ。さすがにこれは買いか…。愛用しているMacbookの天板には、私がヘマをしてつけた傷があり、早く修理に出したいと思いつつも、モバイルがないと超困るし…という理由も背中を押し、つい、購入ボタンをポチッとやってしまいました。
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今回購入したmini12は、私のわがままな要望をほぼ満たしています。現在使っているMacbookは、持ち歩くにはさすがに重すぎるので、早いとこ手軽なやつを1台欲しいなぁと思ってはいました。デザインには不満が残りますが、この価格なら、また次に欲しいのが出てきたら買い換えればいいかって。
このmini12というモデルは、日本向けに開発されたミニノートらしいですね。日本人の志向を分析したデルが、米国に先駆けていち早く日本市場に投入した戦略的モデルだそうで。そのあたりの経緯は、うろぐさんの「DELL Mini12 | ブロガーミーティング参加」に詳しく紹介されていますのでご覧を。そうかぁ、私はスタンダードな日本人だったってことか（笑）。
もうひとつ。私が今回購入したのは、デルのリアルサイトではなく、PC通販店。mini12は、日本の販売事情をリサーチした結果、当初より直販より家電店やPCショップが先行販売しており、今でもデル直販と併売モデルとなっています。直販みたいにBTOでカスタマイズできないのは残念でしたが、在庫処分的激安販売で直販より数万円安いってのは、消費者にとってはかな～りありがたい話です。
さて、使ってみた印象ですが、私の用途、すなわちWebbrowser（Firefox）＋Mailer（Thunderbird）＋Editor（QX32）という程度のマルチタスクなら、十分スムーズに動いてくれます。もちろんOSはXPです。そして、Macbookに比べたら、実に軽い。いやぁ素晴らしいですね、軽いって。
夏の暑い盛りには、PC持って冷房の効いたカフェに逃げ込む日も多くなります。この軽さなら、真っ白なmini12とアウトドア系雑誌を抱え、出かけて行けそうです。1度やってみたかったんですよね、カバンじゃなくてノートPC小脇にってやつを。。。