そういえば mixi にしばらくログインしていなかった件
週末なので個人日記的に。切込隊長BLOGを読んで、久しく mixi にログインしていなかったことを思い出しました:
■ 知人がどんどんmixiを辞めていく… (切込隊長BLOG)
昔、mixi中毒を自認してた人がmixi疲れなのか退会してしまい、それに引っ張られるように、次々とmixiから離脱していく。といって、ネット界隈からいなくなったかというとそうでもなく、普通に居たりする。
そのままmixiID残して放置しときゃいいじゃん、というと、そういう問題でもないらしい。何かアーリーアダプターが市場から離脱する現象をこうやって目の当たりにすると、非常にシュールだ。
最初に断っておきますが、「mixi がダメだからログインしなくなったのだ」と言うつもりはありません。mixi がケータイ対応を始めとした機能改善を進めているのはご存知の通り。しかし上記の文章を読んで、「そういえば僕もネット界隈からいなくなったわけじゃないけど、何となく行かなくなったなぁ」と気づきました。さすがにID消すところまではいっていませんが、一時期は毎日のようにアクセスしていましたから、かなりの変化です。
代わりにアクセスするようになったのは、やはりと言われてしまうかもしれませんが Twitter。切込隊長さんは「といって、twitterが盛り上がってるかというとそうでもない」と仰っていますが、個人的には Twitter コミュニティの盛り上がり方は気に入っています。面白いネタが飛び交い、周辺ツール/サービスの話題にも事欠きません。mixi のために割いていた時間の大部分が、Twitter 上で費やされるようになったという感覚です。
繰り返しますが、mixi はダメで Twitter の方が優れている、などという評価をするつもりはありません。mixi には mixi の良さがありますし、そもそも方向性の違うサービスを比較するのは意味のないことでしょう。それよりも感じるのは、当然の話ですが「コミュニティの面白さは集う人々によって決まる」という点です。僕個人の受ける印象として、いま Twitter 周辺にいる人々は非常に面白い、だから mixi ではなく Twitter で時間を費やしているのだという結論になると思います。従って mixi がいくら機能改善したとしても、ディズニーランドに新しいアトラクションが追加されるようなもので、2~3回は行くかもしれないけどやっぱり集うのは皆がいる部室……という感覚でしょうか。
ネットのどこに行けば、面白い人々が興味深い会話を交わしている場面に会えるか。それは常に不安定で、時間と共に大きく変化するものだと思います。mixi から一部の人々が出て行っているのはある意味当然なことで、逆に mixi という1つのサービスで全ての人々をフォローしようなどということは無謀でしょう。状況に応じて柔軟に姿を変えるか、あるいは飲食店を経営する企業のように、いつくか毛色の違うブランドを用意しておくという対応しかできないのではと思います。