Twitter、日本語版はデジタルガレージから
ミニブログの先駆けとなり、代名詞ともなっている Twitter が、デジタルガレージと資本・業務提携を結んだそうです(実はこのニュース自体、ある方が Twitter に書き込んでいたのを読んで知りました):
■ デジタルガレージ、「ミニブログ」最大手の米社に出資 (IT-PLUS)
出資額は1億円未満とみられる。DGは日本語版の開発を担当。両社はパソコンでも携帯端末でも読み書きできる日本語版サービスを来春に立ち上げる。
とのこと。デジタルガレージには Technorati の日本語版という先例がありますから、同じイメージで"twitter.co.jp"が登場するのかもしれません。(話はそれますが、"Twitter"のカタカナ表記は「ツイッター」で定着するのでしょうか。)
Twitter は英語のサービスとはいえ、既にサードパーティーによって日本語アプリケーションが開発されていますし、携帯電話からの読み書きも可能となっています。しかし正式に日本語版が登場という運びになれば、一般の人々にもミニブログが浸透する(俗に言えば「キャズムを越えかけている」)こととなるかもしれません。それこそ、芸能人にもミニブロガーが登場したり(しょこたん辺りが有望!?)、『Twitter 大解剖!』的な本が山のように出版されたりして……。
ただしブログも最初は「どこが楽しいの?」という反応があったように、単なる日本語化だけでは「何それ?」という反応で終わる可能性も大きいでしょう。また逆に新しい参加者が増えれば、現在 Twitter を利用している人々と新たな利用者間でのトラブル、いわば「新旧コミュニティの衝突」的な問題も起きるかもしれません。過去にブログ界で起きたことを参考に、様々な補足サービスも同時に登場してくることを期待しています。
< 追記 >
ITmedia でも記事が出ていましたので、念のためリンクを:
■ Twitterにデジタルガレージが出資 今春に日本語版 (ITmedia News)