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気になるスペース

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今日のお昼はとあるファミレスへ。いつも思うのですが、ファミレスの入り口ってこんな風になっていますよね:


順番待ちのためのイスと、お菓子や玩具が並べられた販売コーナー。イスはあって当然として、この小さな販売コーナー、本当に必要なのでしょうか?

狙いは分かります。順番待ちをしている、あるいは親がレジで精算をしている間、子供たちは手持ち無沙汰になります。そこでオモチャやお菓子に目が行き、「お母さん/お父さん買って~!」となる→売上げアップ、というわけですよね。しかしそれにしては雑多な品揃えですし、きちんとフェイス管理がされているお店というのにも出会ったことがありません。逆に子供が興味を示しすぎても、親としては頭のいたいところ(ウチの娘は必ず何かをつかんでしまいます)。正直、大人にとってはあまり価値のあるものではありません。

このコーナー、なんとかならないものでしょうか。食事をしながら、ぼーっとこんなことを考えてみました:

1. なくしてしまう

いっそのこと無くしてしまいましょう。その分客席が増えれば、売上げアップにつながるではありませんか。「あのお店なら余計なオモチャをねだられる心配がない」となれば、親子連れが来店する確率も高まるというものです。もしくは、人気店ならば待ちスペースを拡大してもお客様のためとなるでしょう。

2. 極めてしまう

物販で儲けたいなら、極めてしまうのはどうでしょうか?子供向けのお菓子や玩具だけでなく、大人がつい興味を示してしまうようなモノも置いてしまう。さらに最近の流行商品やこだわりの逸品など、見ているだけでも楽しめるような品揃えにすれば、このコーナー目当てに来店するお客様も現れるのではないでしょうか?究極的には、物販がメインで、食事は付属的な位置付けになる(無料レストラン!?)かも。イメージ的には、ファミレス版チボーといったところです(ご存知の方も多いと思いますが、チボーとはコーヒー専門店でありながら、魅力ある物販を行っていることで有名な企業です。詳しくは『なぜ安くしても売れないのか』などをご参照下さい)。

3. 別の路線にする

お店にとって何かプラスの価値をもたらせば良いのであれば、「売上げ」意外にも様々な可能性があるのではないでしょうか。例えば大型の液晶テレビを置いて、エンターテイメント番組を放映する(待ち時間を楽しく)、試飲・試食コーナーを置く(メニュー選択時間短縮→回転率アップ/「今度はこれを食べてみよう」という気にさせる→リピーターの獲得)、掲示板・広告スペースにする(広告収入の獲得)、などなど……。伝統的に「入り口には物販」なのだという考えを捨てれば、違った選択肢が見えてくると思います。

……とまあそんな余計なことを考えていたわけですが、街中には意外と、こんな「気になるスペース」が多いんですよね。ちょっと注意してみると、皆さんの周りにも、気になって夜も眠れなくなってしまうような空間があると思いますよ。

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