ハンバーガーもカスタマイズ
マクドナルドの「メガマック」、大人気のようですね。僕もぜひ食べてみたいのですが、まだチャンスがありません。と思ったら、人気過ぎて今日から販売制限を行うそうです(同時に販売期間延長も決定されたとのこと):
■ メガマック人気高すぎて… きょうから販売数制限 (Sankei WEB)
そんなメガマックで1つエントリを、と思ったのですが、今朝の日経MJに同じハンバーガーでこんな記事がありました:
■ DIYのハンバーガー 組み合わせ3万種以上 (日経流通新聞 2007年1月17日 第16面)
ロサンゼルスに登場した The Conunter というハンバーガーチェーンについて。メニューの中から肉・チーズ・トッピング・ソース・パンの種類を選んで組み合わせることで、タイトルにある通り3万種以上の「自分だけの」ハンバーガーが味わえるという仕組み。組み合わせが面倒な人々のために、"Counter Burger"(ビーフ、レタス、トマト、オニオンフライ etc.)などレディメイドの商品も用意されています。単価は10-12ドルと高めながら、テレビで紹介されたことがきっかけとなり、2006年の総売上高は260万ドルを記録したとのこと。
留学していたとき、併設されていたカフェにタッチパネルでカスタマイズできるハンバーガーがありました。The Counter の3万種類には及びませんが、チーズ・トッピング・ソースの種類が選択可能で、「今日はコレとコレを組み合わせてみるか~」という遊び感覚で楽しめたことを覚えています。急いでいる時にはいちいち画面を操作するのをわずらわしく感じましたが、The Counter の場合はレディメイド商品も用意しているということで、「カスタマイズなんて興味ない」「種類があり過ぎて選べない」という層も取り込めているようですね。
ここから先は空想ですが、完成した組み合わせを会員カードに保存できて、次から簡単にオーダーできるようになっていると便利かもしれません(会員カードのプロモーションという一石二鳥の効果もあるでしょう)。さらに自信作をWEB上で発表・共有できるようにして、プロフィールも登録できるようにしておけば、"The Counter SNS"的な展開も可能になるかも……。
カスタマイズできそうでできなかったものをカスタマイズ可能にしてみる、さらにカスタマイズした結果を他人と共有できるようにしてみるというアイデアは、ハンバーガー以外にもまだまだ応用可能かもしれませんね。そういえばちょうどお昼の時間。The Counter のトップ画像を見ているうちに、ハンバーガーが食べたくなってきました……。