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コンサル会社のブログ/ポッドキャスティング

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日本ではあまり見かけないのですが、海外には「コンサル会社のビジネスブログ(コンサルタントがオフィシャルな立場で書くブログ」というものがいくつかありますよね。例えば日本でも有名なアクセンチュアは、こんなブログを開設しています:

Accenture BlogPodium

オランダのアクセンチュアによるブログ。ちょうど去年のいまごろ開設されたのですが(関連記事)、1年経過して順調に続いています。

で、そのアクセンチュアが、今度はポッドキャスティングも始めたとのこと:

Accenture Employee Podcast Series

Micro Persuasion 経由で存在を知りました。こちらは先ほどのブログのように、ある国が独自で始めたものではなく、グローバルで行っている企画のようですね。Career のコーナーに置かれているということは、潜在的なお客様にアピールするのではなく、コンサルタント志望の人々をターゲットにした内容のようです(もちろん前者の目的も多少は含まれているのでしょうが)。

個人的には、日本のコンサルティング会社もブログ/ポッドキャスティングにもっと積極的に取り組んでいいんじゃないかなと思います。それは前述のように、「自社の能力のPRになる」「志望者を集めることができる」という理由もありますが、コンサルティング会社が参加することによって日本の「ブログ界(Blogosphere)」が活性化することが予想されるからです。様々なノウハウを持つコンサル会社が情報発信を行えば、「ブログにはゴミしかない」という勘違いな発言をする知識人も減っていくことでしょう。

そもそもコンサルティング会社には、大声で語るのが大好きな人々が多いですし、「名を売る」ために本を出版するということは今でも行われています。本の代わりにビジネスブログする、という発想がもっとあっていいように思うのですが・・・。少なくともこのオルタナティブ・ブログのような、オフィシャルな場にコンサルタントが参加することを認める会社が増えるといいですね。

Comment(4)

コメント

ひろ

はじめまして、ひろと申します。
ポッドキャスティングにハマっているので反応してしまいました(苦笑い)。
コンサルティング会社でポットキャスティングをしているところといえば、野村総合研究所、ソフィアバンクさんくらいしか思い浮かびませんね。
http://www.nri.co.jp/podcast/
http://www.sophiabank.co.jp/
コンサルタントの方でしたら結構いらっしゃいますね。
南原竜樹
http://nambara.cocolog-nifty.com/blog/
鈴木 領一(すずりょうの「ビジネスの超ヒント!」)
http://www.voiceblog.jp/suuzryou/
竹之内隆
http://www.kaizenhonpo.co.jp/
伊藤洋一
http://www.radionikkei.jp/roundup/
http://www.nikkei.co.jp/bizpodcast/
森永卓郎(お耳拝借経済コラム)
http://podcast.1242.com/
藤原直哉(藤原直哉のインターネット放送局)
http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/ipodcasting/
大前研一さんもやってらっしゃるのですが、
テレビのダイジェストで物足りません。
http://caspeee.jp/channels/ohmae/

アキヒト

ひろさん、はじめまして。コメントありがとうございます。それからブログ/ポッドキャスティングのリンク一覧も、ありがとうございます!
仰る通り、コンサルタントが個人として開設しているブログ/ポッドキャスティングは多いですよね(僕もその範疇に入れれば嬉しいのですが…)。その意味では、「個人ブログがあるから大丈夫」と言えなくもないのですが、業務の一環として自社サイトでブログ/ポッドキャスティングすることを奨励するコンサル会社が増えても面白いかなと考えています。
またポッドキャスティングなどは、やはりそれなりの施設が使えた方が良いですよね。IBMのように、社員のポッドキャスト支援体制を整えているような企業が羨ましいなぁ、と思ったりして。

ひろ

アキヒトさん、レス有難うございます。

『会社として推奨』した場合、その内容について会社としての公式なコメントとしてとられてしまう可能性もあるのですから、難しいですよね。
・広報などがきちんとコンテンツの内容を管理するのか?
・社員を信用して任せるのか?

ブログに関してはコンサルタントの皆さん、プレゼンのエキスパートですから、立派な“論文”は書いていただけると思います。
たまたま興味をもってブログをみた素人も、意欲さえあれば調べて内容を理解することもできるでしょう。

ポッドキャストはターゲットが限られてしまう気がします。
(専門家or一般の人たち)
専門家相手なら、専門用語を使って簡潔に説明できることを、素人にもわかりやすく言葉で説明するというのは、まったく違うセンスが要求される気がします。
もっとも、これができるコンサルタントは、専門知識の無いお客様相手でも、見事な営業成績をあげていることでしょうが。

アキヒト

ひろさん、ありがとうございます。


> 『会社として推奨』した場合、その内容について会社としての公式なコメントとしてとられてしまう可能性もある


仰る通りです。「その辺のリスクは会社として取れない」と言われてしまえば、反論できません。ただ、甘いことを言えば、その辺のコントロールもしつつ対外的なPRができる・していかなければならないのがコンサルティング会社ではと感じています。


> 専門家相手なら、専門用語を使って簡潔に説明できることを、素人にもわかりやすく言葉で説明するというのは、まったく違うセンスが要求される気がします。


この点も同意です。いわゆる「専門家」を自称する人々の中には、専門用語でしか語れない人がけっこういますよね。となると、不特定多数の人々に対して情報発信することになるブログは、コンサルタントの良いトレーニングになるのではないか・・・と思います。

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