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ブログを長生きさせるために

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みずほ情報総研の吉川さんが、ブログの継続率について記事を書かれていました:

ブログが死ぬとき (ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦)

興味深い調査結果が出ていますので、ぜひご確認を。大雑把に言うと、「放置されるほどブログの致死率は高くなる」という結果が出ています。肌感覚としても「やっぱりそうだろうな」と感じる結果なのですが、この相関関係はどちらが原因なのでしょうか。つまり「やる気を失ったから更新されなくなる」のでしょうか、それとも「更新されなくなるとやる気を失う」のでしょうか?

そもそも更新が滞るようになるきっかけは、やる気の喪失だと思います。飽きた・疲れた・時間が無い・反応が無いなど、様々な原因でやる気を失い、次第にブログを書かなくなっていくのでしょう。しかし更新しないことによって、さらにやる気がそがれるということもあるのではないでしょうか。つまり「やる気喪失→更新ストップ→さらにやる気喪失→更新ストップ・・・」という悪循環が発生するわけです。

ブログに限らず、どんなことでもそうかもしれませんが、習慣になっているから続けられるということがあると思います。自分の例で恐縮ですが、「1年間毎日ブログを更新しよう」と心に決めて続けていた時は、ブログを書くことはあまり苦ではありませんでした。しかし1年間が終わり、定期更新をやめてみると、「書くのがかったるいなぁ」と感じることが増えています。僕は心理学者ではありませんが、習慣から外れることによって、無意識のうちに脳内で確保していた「ブログ用時間」が無くなってしまったのかな・・・と感じています。

「やる気を失う」ということは、どうしても防ぎきれません。アフィリエイト目的のブログのような、書くことによって自分に利益がある場合でも、やる気を保つのは難しいことです(話はそれますが、僕は個人的に金銭的インセンティブではモチベーションの継続はできないと考えています。その話はまたいずれ)。従ってブログを続けたいと思ったら、無理にやる気を奮い立たせようとするのではなく、「何でもいいから更新する」という延命措置を取る方が良いのではないでしょうか。少なくとも、更新ストップによる「やる気喪失スパイラル」に落ち込むことは無くなると思います。

もちろん「そうまでして書く意味があるの?」とか「延命期間中のエントリはつまらないものが多くなるのでは?」という反論が考えられると思いますが、あくまでも「延命」に限定した話ということでご容赦を。逆に「長く続ける」というところに価値を置かないのであれば、最初から期間限定のブログにしてしまったり、きっぱりと「終了宣言」して次のブログに移るのも手かもしれませんね。

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