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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

日本語訛りの英語、万歳!

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訛りのない英語なんかない。訛りは、自分のアイデンティティーを示す、立派なしるしよ!

胸のすく気持ちをさせてくれたのが、こちらのサイト。バージニア州にあるGeorge Mason Universityの、Speech Accent Archiveだ。

このサイトには、南アフリカのアフリカーンから、ジンバブエのズルに至るまで、200以上もの言葉を母国語とする人たちが、下の短い文章を読んだオーディオファイルが集められている。

Please call Stella.  Ask her to bring these things with her from         the store:  Six spoons of fresh snow peas, five thick slabs of blue         cheese, and maybe a snack for her brother Bob.  We also need a small         plastic snake and a big toy frog for the kids.  She can scoop these         things into three red bags, and we will go meet her Wednesday at the         train station.

この文章には、アメリカ英語の母音と子音がほぼすべて含められているとのこと。そして同じ母国語を話す人特有の訛り、(訛りという言葉自体に否定的な意味を感じるので)、いやアクセントについて、まとめている。

正しいアクセントなんか存在しない、という、とても客観的なアプローチが素敵だ。もちろん、日本語もリストされている。映画俳優も、役作りのこのサイトを参考にしているとのこと。

英語も、所詮コミュニケーションのための道具。自分のアクセントを大いに誇りましょう。

このサイト、サンプル提供を大いに歓迎している。興味のある方はこちらをクリックしてください。

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