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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

桐箪笥、人気の基は?

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多分日本では二束三文で売られているのだろう。そんな桐の箪笥。

Kyoto Art and Antiquesのセールが行われていて、また今回も行ってきた。初日は正絹の絽の着物を買って($15!)、週末は、前から欲しかった小柄な桐の箪笥をやっと手に入れた。いろいろな形と大きさの引き出しがついていて、収納に便利。

アメリカ人にも桐の箪笥は大変人気。小さいのはベッドのサイドテーブルに、大きいのはベッドルームの片隅に置いたり、間仕切りにしたりと、その使い方も様々。

日本で見捨てられたものが、海を渡って息を吹き返し、人々に大切にされる... 皮肉なもので、私も日本にいればこの箪笥などに見向きもしなかったかも知れない。回りのアメリカ人に影響を受けて、初めて桐の箪笥のよさを見直している次第。

この私の態度って、きわめて日本的、なのだろうか?

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