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元証券アナリスト、前プロダクトマネージャー、既婚な現経営者が、日頃の思いをつづります。

技術家庭や音楽専用の教室がない学校

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今日、ボランティアで訪問することになったご近所の学校を、下見する機会があった。

ひととおりJapan in the School プログラムの紹介をした後、実際に授業を行う教室など、校舎の中を案内してもらった。

「この建物は、1952年初頭に建てられてから基本的に変わっていないのですよ。床は去年新しくなりましたけどね。」

「この窓は来年新しくするつもりです。」

教室の壁にいろいろなポスターが貼られてあったり、本などが並んでいるのは、日本の小中学校とあまり変わりないようね。

「ここは昔、技術のショップと、家庭科教室があったところです。でも、今は小学校一年の教室として使っています。」

「こちらはもともと音楽室だったのですよ。床が階段式になっているでしょう。でも今はここも普通の教室として使っています。」

「科目として、技術や家庭科はもうないのですよ。」

厳しい財政状態を反映しているのか、それとも、数学や科学、国語や社会、以外は学校で教える必要がないということなのだろうか?

自分の子供の頃は、家庭科も音楽も、どちらの時間もとっても楽しみだった。いわゆる主要科目が重要なのは当たり前だけど、あの楽しかった時間が学校からなくなっているのを目の当たりにするのは、やっぱりさびしい。

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