インド式数学教育をオンラインで学ぶ
»
昨日触れたビル・ゲイツに加え、アメリカの教育に積極投資している元CEOの記事を見かけた。
Bob Compton氏は、アメリカ、中国、インドの高校生を対象にしたドキュメンタリー映画、"2 Million Minutes"を自らプロデュースし、アメリカの教育レベルの劣位ぶりを世に示した。旅行中にインドの高校を訪問し、アメリカで教育を受けている自分の子供のレベルが、インドと比べると少なくとも2年は遅れていることにショックを受けたのが、この映画を作るきっかけだったと氏は語る。
さすが起業経験の豊かな彼。映画制作で終わらず、さらに、India Math Onlineという、数学教育専門のウェブサイトを立ち上げた。このサイトでは、親子が共に登録し、子供は毎日50分かけて数学問題を解き、親はその成果を逐次チェックできるようになっている。
Compton氏のドキュメンタリー映画で、日本が登場しなかったのは残念。アメリカ人の彼にすれば、競争相手といえば即中国とインドで、日本はもはや対象外ということか?あるいは、日本のレベルが中国やインドよりも劣っていたということか?
いずれにしても、いろいろな問題を抱えるアメリカだが、教育問題に真剣かつクリエイティブに取り組むビルやCompton氏のような人がいる。翻って、教育問題に同じようにして取り組んでいる民間人は日本ではどんな人がいるのか、興味がわいた。どなたかご存知ですか?
SpecialPR