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エクゼクティブコーチング・リーダー育成の現場から、思ったことや考えたこと、学んだことをつれづれなるままに発信してゆきたいと思います。リーダーなんてなりたくないという声も聞きますが、リーダーはカッコイイ!。一人一人がリーダーシップを持つ世の中の実現のために取り組んでいます。

クライアントに引き起こしたいことを部下にやってみよう

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先日こんなお話を聞きました。
「あれほど教えているのに、部下がクライアントに行っていることはまったく違う!」
そう腹を立てている上級管理職の方にお目にかかりいました。

よくお話を聞いてみると、こういうことがおきていました。

一生懸命自分がクライアントにやるであろうことについて、部下に指導(教育)をし、
現場に行かせる。(または同行する)
その結果、部下は思ったようにやってこない。または、チャレンジしても期待通りに
やることができなかった。
そういうことなのだそうです。
よくあるお話ですよね。

人は感情が動くことで学び、行動に移しやすくなる傾向があるようです。

たとえば、こんなことはありませんか?
職場の誰かがたまたま自分の誕生日を覚えていてくれた。
そして、「だったら、今日の昼飯おごるよ」そういって、500円のカレー定食をおごってくれました。
その相手にそれなりに関心を持っていたり、誕生日を覚えていてくれたことが嬉しいと感じたの
であれば、自分もその相手や別の人に同じようなことやってみたいなと思ったりはしないでしょうか?

もしも顧客に「感動」「安心」「信頼」を起こしたければ、まずは部下との間にそういうことを
引き起こしてみるのはいかがでしょうか?

たとえば、まるでクライアントに接するかのように丁寧に説明をして理解してもらう。
いつもの感謝の気持ちを伝えること。
そして、部下の心を動かすことです。
そういうことが、お客様に喜ばれるということを上司と部下の間でも引き起こすことができれば
部下は喜んで同じようなことをクライアントにやることに違いありません。

一方教育で引き起こる感動は「知的満足度の充実」が大きいのです。
「へー!それって、そういう使い方するんだ~!」ということが解ると、人はさらに学習をしたく
なるのかもしれません。
それが本来クライアントとの間に起こしたいことではなければ、知識の欲求が満たされただけ
ということにはなりませんか?

友人が「子育ては、いい世の中を作ることにつながっている」ということを教えてくれました。
彼女ならのとても素敵な言葉だと思って利いていましたが、もしかしたら仕事の現場でも同じこと。


経営者となって従業員が一人でもいるのであれば、自分の代理でクライアントと仕事をして
くれているわけです。
そういった彼らの心を動かすことこそ、人を育てるヒントではないでしょうか?

 

 

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