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2008/10/10

自分のキャリアパスを考えるときに、他人のキャリアパスを考えてはどうか

ビジネス
 

 何だか長ったらしいタイトル・・・。
 キャリアパスという言葉については、プログラマーがプロジェクトマネージャーを目指す、みたいないい加減な説明をしているサイトもありましたが、はてなキーワードが概ね整理できた書き方のように思います。
 ただ、僕個人的には、キャリアパスという言葉には、どうも職場を踏み台にするイメージがあり、あまり好きではないんですが。
 いずれにせよ、自身の将来を考えることはあると思います。自分がこれからどうなりたいとか、自分がどうなっていくんだ、といったような。
 そういったときに、自分に関わる人たちのキャリアパスを一緒に考えてはいかがでしょう、という提案です。友人、知り合い、部下、上司、同僚などなど。

 今から18年前に上司になった方から、「上に行きたいなら、お前のポジションになる人間を見つけろ」と言われたことがあります。
 もし今が課長で、部長を目指すなら、次にその課長のポジションを埋める人材を見つけてこい、あるいは部下の中から選抜しろ、ということですね。
 多くの場合は外部から見つけてくるのではなく、部下の中から選抜するのだと思いますから、これはとても責任のあることですよね。それぞれの部下の適正を判断し、全員の将来を考えていくわけですから。週末に、脳みそが溶けそうになるくらい考えたことを覚えています。

 別に同じ会社の人のキャリアパスだけでなくても良いと思います。友人のキャリアパスを考えてみたり、先週知り合った人のことを考えてみたり。その人にとって、本当に良いのはどういう方向なのか、といった具合で。

 人はなかなか自分のことは分からないことが多いです。他人には公平かつ冷静な評価が出来ても、自身には甘くなったり、極端に厳しくなったり。
 だからこそ、より多くの自分以外の人について考える習慣をつけることで、自分にも人同じように公平かつ冷静な評価・判断が出来るようになるんじゃないかな、なんて思います。

 ちょっと自分に甘くなっている今日この頃。自戒の念を込めて。

kumaboo

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