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2008/10/27

【書評】ビューティフルカンパニー 会社さえも美しい

 嶋口充輝さんのビューティフルカンパニーという本を献本いただきました。多謝。

 次から次から食料の不祥事(企業責任かどうかは別にして)が耐えませんが、ビューティフルという言葉は、これからは大事なキーワードであるように感じています。
 オラクルさんがiPhone対応のアプリを開発されているのは前にも書きましたが、そのときのキーワードが「美しい」だと伺いました。美しい製品のために、美しいアプリケーション、美しいサービスを作るのだ、と。
 サービスと企業、考え方は同じなのではないかな、と思います。自分が考え得る限りの「美しい」を考えてみる。すると、「これは美しくないな」とか「これはやっちゃいけないな」といった、美しくない、が浮かび上がって来るんだと思うんですよね。それらは、徹底して排除していくと、理想に近くなっていくのではないでしょうかね。

 ここに書かれていることの大きな意味が、エピローグに集約されています。

ブランドは、日々育て、その価値を高める努力が必要だ。そうでなければ、その価値はすぐに減ってしまう。インターネットが普及して以来、以前に比べれば非常に速くなったとはいえ、ブランドを育てるのには時間がかかる。決して、一朝一夕にできるものではない。それでいて壊れるのは早い。不祥事を起こせば、一発でブランド価値は地に落ちる。

 当たり前といえば当たり前なんですが、毎朝起きると食品に関する不祥事が報道されている今日この頃、考えさせられる書籍です。


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kumaboo