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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

貧乏で忙しくて不安定な中小企業は昔の話で、今はそれらの真逆の中小企業が出てきた感。うちもそうだし。

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同じ企業として結構、カルチャーギャップを感じるのが、大手企業の感覚と下請け企業の感覚のカルチャーギャップがあります。

説明しなくても何となく、感じる下請け企業の同志の皆様はきっと多いはず。

実際、私がサラリーマンの時は、元大手企業で今は独立している中小企業のオヤジさんたちは「給与も安くて、忙しくて、いきなり仕事がなくなると会社が傾くやばい環境だな」って思っていました。

もちろん、そういう会社は今でもありますし、そうでない会社も結構あるのが中小企業です。

そういう意味では何でもあるのが中小企業です。

以前、大手企業の上役者の方から、「吉政さん、軌道に乗って10年ですが、年収は1千万円超えました?」「俺だって、そんなことできないのに、なんでそんなに羽振りイイの?」と言われたことがありますが、年収1千万円はサラリーマン時代から達成していましたし、メディアの連載でも書いていますが、サラリーマン時代の31歳の時にすでに2千万円でした。今はもっといいですけど、言わない方がよいことがようやくわかったので、言わないようにしていますが、いろいろな方法で副業も含めていろいろやっていると、それなりになったりします。

今の時代は少ないマンパワーでもクラウドサービスを利用してかなりのことができるようになりました。

うまくやっている人は結構儲かるし、その仕組みを自分で作れるので、作り始めると結構速いです。

もちろんそうでもない人もいるのですけど。

そんな時に「いつも仕事出しているんだから、ただでちゃちゃっとやってよ」とか「社の方針が変わって、全下請け一律で10%のお値引きをお願いします」とか「社内の報告内容が変わったので、報告書作ってください」(報告書作成のお金をいただけるところはOKですけど、そうでないところは爆笑の渦です)とかいろいろあります。

今の時代の中小企業は自分でビジネスができますし、大手企業との直接取引だってできる時代です。

ちなみにうちは創業以来、直取引しかやったことがない会社です。

今思えば、下請けをやらなくて本当に良かったと思っています。

軌道に乗った中小企業の良いところを述べると以下のような感じです。

・定年は働ける限り(これはでかい)

・副業もいろいろできる(相談できる税理士や会計士の先生がいると、ものすごく助かります)

・フットワークが軽いので、リスクヘッジもやりやすい

結局自分次第ということなのですけど、誰かに縛られて自分の人生が変わってしまうリスクがないので、今の経営スタイルが一番自分に合っていますし、安全な印象です。

でもまぁ、これからどうなるかわかりませんけどね。

そんな感じなので、健康と、ビジネスの嗅覚センサーは鈍らないようにしたいと思っています。

怖いのは慢性と惰性ですね。

多くの企業して消えていく人が、この二つだと思っています。

創業11年ですが、体力の階段を下りるたびに出てくるので、本当に気を付けたいです。

中小企業の道は社長の修行の道といってもいいかもしれないです。

歩みを止めるその寸前まで、自分を磨き続けるのだ。

それでは今日はこの辺で。

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