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東大 辻先生によるコラム「AI活用時代にPythonで見る夢」第20回「データ駆動型進化的最適化」

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東大 辻先生によるコラム「AI活用時代にPythonで見る夢」第20回「データ駆動型進化的最適化」がCTC教育サービスで公開されました。興味がある方は、ご覧ください。
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■はじめに
本は好きなのでよく本屋さんにへ立ち寄ります。最近、見つけた本がとても面白かったので冒頭で紹介します。「宇宙の終わりに何が起こるのか」という本で、著者は新進気鋭の宇宙論の研究者さん。現代物理学から導かれる宇宙の終わり方が5つ紹介されています。地球の終わりではなく、宇宙の終わりというところがいいですね。スケールの大きさが違う。日常の些細な出来事なんて、取るに足らない塵のようなものです。ゴチャゴチャした現実世界に飽き飽きしたら、ぜひ手に取ってみてください。

■つぎに来るのは?
宇宙もいつかは終わるので、全部どーでもいいかなーと思ってしまうと話が進まないので、今日は私がこれから流行ると思う分野について書こうと思います。まだあまり注目されていない分野をここで紹介しておくことで、数年後ブームになったとき「ほら、このブーム予想していたんですよ」と自慢するための仕込みです。何も起きなかったら、全部まとめて忘れてしまえば良いだけですし。

次に来るのは何か?それはずばり「データ駆動型進化的最適化」です。これは、Data-Driven Evolutionary Optimizationを私が訳したものなので、日本語で検索してもほとんど何も出てきません。英語で検索すると、そのままがタイトルになった本が出てきます。ただ、まだそれほど注目されてはいないので、情報はそこまで豊富ではありません。ですので、もしこの後ブームになったら、すごいドヤ顔ができるなと思っています。ただ、ちょっと難しい話なので、数理最適化の簡単な説明から始めて、データ駆動型進化的最適化とは何なのかを解説します。

この続きは以下をご覧ください
https://www.school.ctc-g.co.jp/python/columns/tsuji/tsuji20.html

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