WSLで始めるUbuntu > 第28回 bashの展開機能を知ろう(4)
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私が編集支援しているCTC教育サービスのコラム「WSLで始めるUbuntu > 第28回 bashの展開機能を知ろう(4)」が公開されました。興味がある方はご覧ください。
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前回は算術式展開、コマンド置換、プロセス展開について説明しました。今回は単語分割とパス展開について説明します。
単語分割
パラメータ展開、コマンド置換、算術式展開がダブルクォートで囲まれていない場合、bashはこれらを展開後に単語分割します。 シェル変数IFS が設定されていないかデフォルト値(スペース、タブ、改行)の場合、展開した結果にシェル変数IFSと同じ文字が含まれる先頭と末尾の文字列が削除され、空白1つで区切られて表示されます。
IFSが空文字列('')の場合は、単語分割されません。また、パラメータ展開、コマンド置換、算術式展開が行われない場合は単語分割されません。
パス展開
単語分割後に、bashは特殊パターン文字(*、?、[)が各単語に含まれていないか確認します。この特殊パターンの意味は以下のとおりです。
*
空文字列を含む任意の文字列にマッチします。シェルオプション globstar が有効である場合、**を指定するとその階層以下のディレクトリのすべてのファイルにマッチします。同様に**/が指定されると、その階層以下のすべてのディレクトリ、サブディレクトリにマッチします。
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