2021年4月施行「高年齢者雇用安定法」で定年80歳時代も見えてきた。良い会社で働ける人はいい会社で働き続ける選択肢は大ありだ。
2021年4月施行「高年齢者雇用安定法」により70歳までの就業確保措置が努力義務になった。
「高年齢者雇用安定法」の前回の改定は2012年の65歳までの就業確保措置だったが、8年で70歳になった。2000年生まれの人の平均寿命は100歳を超えるそうなので、将来的に確実に定年80歳の時代は来るはずだ。
かなり大雑把な言い方になるが、政府は国民がなるべく元気で労働してもらった方が、年金の問題や医療補助の問題、労働者不足の問題が好転し、税収も増えそうと思っているはずだ。そういう意味でも政府は定年の引き上げには大賛成なのだと思う。
政府がどう考えるかは別にして、国民一人一人は自分の幸せに対して最善を尽くしたいと思うはずなので、今後全体的に定年が引き上げられていくことを想定して人生設計を考えてみてはいいのではないかと思う。
一方で政府は企業に対して36協定の件で、労働時間を超過しないように指導を強化している。残業代が稼げなくなった社員に対して、また高齢の社員の第二の人生のために副業を進め始めている。
これは副業を準備しておいた方が、将来会社を辞めることになった時も助けられる可能性があり、良い選択肢になる可能性がある。
この状況で多くのサラリーマンの方々に対して思うのは、副業の準備をしながら、良い会社で働いている人は、その会社で働きあげることも想定していいのではないかと思うのだ。良い会社というのは大企業という意味ではない、中小企業でもいい会社はいくらでもある。
やがて、定年は80歳になり、85歳になっていく。そして医療の発展により、健康寿命も上がっていく。
健康でいられる人でいい会社で働いている人は、腕を磨いて、健康体を維持していくことで、老人になってもお金を稼げる可能性が十分上がっていくと思うのである。
腕があって、健康であっても労働力として会社からみられない可能性もあると思う。それが、若者を含めた組織全体のチームワークの輪に入れる性格だと思う。
会社の労働の中心は若い世代に引き継がれていく。その際に煙たがれる老人だと、会社にとってマイナスの労働力になってしまうと思う。その先にあるのは退職ではないだろうか。かといって若者にヘコヘコというものでもない。若者を認め、若者と対等に話ができるような感覚が必要なケースもありそうな気がする。
この点は人によってかなり違いがあるが、若者を含めた組織全体のチームワークの輪に入れればOKだと思う。
さて、みなさんはどう思うだろうか。
私は大した話ではないが、若者に対しても敬語でフランクに話すようにしている。
それだけで、なんとなくうまくいきそうな気がする。
それでは今日はこの辺で
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