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IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。

まさに一騎当千の少数事業部制の時代が来た

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気が付いている人はずいぶん前から気が付いていたと思うのですが、今回の新型コロナウイルスで実感した人が増えたのが、会社ってもっとコンパクトでも回るということです。

AIの時代が来るので、単純作業はこの世からなくなって、全てAIに置き換わるという話がありましたが、この10年を振り返ってもずいぶん業務が効率化されています。

今から25年くらい前になりますでしょうか。世の中にメルマガという言葉が一般的でなかった時代、ノベルという会社でメルマガを運営していた時に、6万通のメルマガを送るのに、メールサーバがパンクするからということで深夜に送信しなければいけなかったり、一斉同報する機能もなかったので、アプリでロボットを作って、1通づつ、画面から自動送信で送っていました。途中で止まることもあったので、徹夜でメルマガが遅れているかチェックをしていました。

そんな時代もありましたが、今はボタン一つで安全に送れて、開封確認や宛先削除も全自動です。

便利と思えることは誰かが開発して運用されているので、必要な人員はコアプロセスを担当する優秀な人材が数名、、場合によっては1名で事業が運営できる時代になりました。

まさに、一騎当千の少数精鋭で事業ができる時代になってきました。社員数を増やす時代ではなく、どれだけ利益を生み出せる人材で事業ができるかの時代になりました。

進化はさらに進み、これからはもっと便利になります。

それにより優秀なという定義が変わると思っています。

なんというんでしょうかね。バランスが良いというか、立ち回りがうまいというか、戦略的に事業を展開できて、自分を含めて周りもビジネスが活性化できるようなエコシステムを回せる人材が重要なのだと思います、経営者でなくても経営センスを持った人材が良いのでしょうね。

さて、最初の話の会社ってもっとコンパクトでよいという話ですが、今回のコロナ自粛で、なくても良い業務・ステップが見えたと思います。

この部分は今後の時代に不要な可能性がある業務なので、見直しを検討するべきです。

事業は当たり前ですが、儲かることを長く、多く続けられればうまく行くのです。

会社の中には仕事のための仕事も存在していますよね。

外注した方が会社としてはプラスなこともありますよね。

コロナにより危機に直面した会社もあると思います。

この危機を生かすも殺すも経営層次第ですね。

ただでは転ばない。

ただでは起きない。

そんな経営を実現したいものです。

それでは今日はこの辺で。

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