橋川ミチノリ氏の「2020年問題の理想との格差を埋めるCisco Webexならではの活用ノウハウ」
私が編集支援している橋川ミチノリ氏のコラム「2020年問題の理想との格差を埋めるCisco Webexならではの活用ノウハウ」がディーアイエスソリューションで公開されました。
興味がある方はご覧ください。
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■そもそも「2020年問題」って何?
「2020年問題」とは、 人口があまり多くないバブル世代(1965~1969年生まれ)に続き、人口が多い団塊ジュニア世代(1971~1974年生まれ)が、平均賃金最が高いと言われる50代前半に突入し、企業の人件費が増加する問題です。これにより、より一層のコスト削減とより収益性の高いビジネスにシフトすることが求められてきます。 2020年になる前の今だからこそ、働き方改革の徹底と新しい事業戦略を模索して1つづずつ実行していくことが重要なのです。
■でも理想と現実は違う
今まさに、皆様も上述のような働き方改革や新しい事業戦略の模索に取り組まれているかと思います。新しいプロジェクトを立ち上げる場合、まずは共通の目的を持った適切な人員(社内・社外を問わず)を選定し、彼らのコミュニケーションを密にして細かな目標をひとつずつクリアさせていけば自ずとプロジェクトは目的を達成できますよね?しかし、現実にはそうは行きません。何故ならばプロジェクトのメンバーは複数の部門を跨いでいたり社外のメンバーで構成されたりしていますので、同じ日時・場所に集まることが非常に困難なのです。最初からこの「会議室と人の調整問題」で多くのプロジェクトが躓きます。仮に何とかスケジュール調整ができたとしても、週1回や隔週の会議の時間が終わるとプロジェクトから完全に意識が離れてしまい、毎回「何について話し合うんだったっけ?」からスタートしてしまいがちです(特にタスクを持っていない人はこの傾向にあります)。この「会議室内でしか議論や情報共有ができない問題」が次に立ちはだかることにより、次第にプロジェクトの効率が落ちて行きます。