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ホームドアへの駆け込み乗車を目撃

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ある駅でのこと。電車の発車ベルが鳴り電車側のドアが閉まりました。ほんのわずかに遅れてホームドアが閉まります。

と、ある男性が走りこんできてホームドアへカバンを押し込みました。ホームドア、電車のドアの双方が開き、男性は意中の?電車に乗り込むことができました。

おそらくホームドアにモノを挟み込んでいると列車が発車しない仕組みになっているのではないかと思います。これは想像ですが、万一ホームドアに体が挟まれており、かつ服の一部分やカバンのストラップなど薄いところが電車に挟まれた状態で発車してしまったとしたら大怪我です。

この男性がそれを見越してホームドアにカバンを押し込んだのかどうかはわかりません。しかしホームドアのない電車では、まれに電車のドアにカバンを押し込む人を見かけることがあります。

ホームドアが都内に増え始めた頃は挟まれたらどうなるかということが知られていなくて、今よりも警戒されていたように思います。まだ今後どのようになるかはわかりませんが、今後ひょっとすると「ホームドアには安心してカバンを挟めて駆け込み乗車をしやすい」などというノウハウが確立されてしまうかもしれません。

安全マージンを削り極限に挑戦していくことは人間の成長の原動力になっていると思いますが、悪い形で出る場合もあるということに気をつけていかなくてはなりません。

かくいう車掌さんも「ドア閉めフェイント」という技をお持ちの方もいますのでどっこいどっこいでしょうか。

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