ETロボコン参戦記 ~ 2年目のジンクス or リベンジ ~ (1/4)
2005年から私が所属します富士通ラーニングメディアでは、ETロボコンに参加してきました。これからETロボコンに参加しようとお考えの皆様に、どのような感じで進めていくのか、大会はどんな感じのものであるかの参考にしていただきたく、参戦記なるものを掲載させていただきます。 今日からは4回にわけて、2006年度のETロボコンに参加した際の取り組みをご紹介します。 (2006年度の参戦記については、富士通ラーニングメディアのHPに掲載されていたものですが、HPリニューアルとともに破棄されたためこちらに再掲します。)
【ETロボコン参戦記 ~2年目のジンクス or リベンジ~ その1】 ~2006年度参戦記~
私たちは、日頃講師として皆様方にレクチャーする側の立場にいますが、常に新しいことを学習し、それを実践の場でどのように活用できるかを経験していくことが重要と考えています。その一環として、昨年よりETロボコンに参加し、組込業界の現状を直接実感し、参加者の皆様との交流も含めて大変良い勉強をさせていただいております。今年も、弊社西日本ソリューション部の研修担当者9名が2チームに分かれ、この大会に参戦しております。
・ETロボコンとは
ETロボコンとは、Embedded Technology Software Design Robot Contestの通称で、LEGO社のLEGO Mindstormsを使用した自律型ライントレースロボットの設計とタイムを競うコンテストです。組込みシステム技術協会(JASA)が主催のETロボコンは、今年で第5回を迎え、参加チームも昨年の53チームから108チームへとほぼ2倍に増え、組込み業界の注目度が一気に高まっていることを感じ取れます。
この大会の目的は、組込みソフトウェア開発分野における若年層および初級エンジニアへ分析・設計モデリングの実践教育の場を提供することにあります。競技の審査内容は、トラックを2周しその速さを競う「タイムトライアル部門」と、分析・設計といった上流工程で製作するドキュメントを評価対象とした「モデル部門」があります。
今年は、2006年7月1日、2日に東京都立産業技術高等専門学校で大会が開催され、2日あわせて延べ950名が来場するといったビッグイベントとなりました。
この大会で、優秀な成績を挙げた上位30チームは、今年11月にパシフィコ横浜での組込み総合技術展「ET 2006」にあわせて開催されます「ETロボコン・チャンピオンシップ大会」に出場する権利が得られます。
・昨年はマシンですでに負けていた?
私たちは、昨年に引き続き2度目の出場とあってまず何から着手するかを迷うことはほとんどなく、1月26日にキックオフ。昨年は、初参加にもかかわらず、運良くタイムトライアル部門で10位に入賞したものの、チャンピオンシップ大会では20チーム中12位と残念な結果に終わってしまい...あのときの悔しさと、昨年の反省を振り返り、まずは課題を抽出しました。
・LEGOマシンが他のチームと比べて・・・
私たちが大会で使用したLEGO Mindstormsは、普段は弊社の教育で使用していたものを大会参加期間中だけ借用して利用していたせいか、あきらかに他のチームに比べて、モータ音がうるさい!!酷使しすぎて、まるで悲鳴をあげているかのようでした。モータ自体ですでに勝負あったという状況でした。大会参加用におNewのLEGOを購入しなければ。。。
・Javaでは制御不能!?
昨年は2チーム出場し、実装言語をCとJavaでわけて作成するといったアプローチをとりました。普段、講習会等で各自が慣れた言語にわかれて着手したものの、Java用のファームウェアであるlejosでは、モータの速度制御が8段階しかなかったりと細かな制御が難しい部分が多く苦労させられました。「今年は、Javaはやめよう。」全員が共通する意見でありました。
これらの反省点をふまえ、大会参加用にLEGO Mindstormsを3セット新調し、モータの予備も購入。また、実装言語は2チームともC言語で参加しようと、意気揚々と走り始めた。。。かのように見えた。しかし、その後はほとんど何も着手できないまま、4月に突入。果たして、昨年同様チャンピオンシップ大会に出場できるのか???
メンバー紹介 KnowledgeWingチーム ActiveWingチーム |