夫婦で4000万稼ぐ国会議員にとっての選択肢はそれだけ?
国会議員の育児休暇が話題のようです。
ご本人いわく
※私はただ単に休暇を取りたいのではなく、育児をするライフスタイルを作り出すことを目的にしています。当然ですが毎日、私の事務所とも電話やメールで連絡を取り合いますし、地元の皆様の要望などを承る体制は整えます。
とのことなのですが、ふと思ったのは、国会議員というのは国民に新たなライフスタイルのような事柄を提示・実践するためにその地位・身分が与えられているのでしたっけ?
BLOGOSに小林よしのり氏の「育休を啓蒙するバカップル議員」というエントリが掲載されていて
国会議員は年収2000万らしいから、
このバカップルの場合、夫婦で4000万稼ぐ職業だ。
「育休」しても、給料も普段通りに200万づつ
もらえるのだから、何の心配もない。
しかも自民党議員なら安定した職業だし、実に気楽な
稼業だから、スーダラ節でも歌いたくなる気分に違いない。
ここを読みながら、
こんだけ稼ぎがあるなら、ベビーシッターを利用しながら仕事を続ける選択肢を世間に示して、大昔の所得倍増計画ではないですが、2人の子供が生まれて、ベビーシッターを雇えるレベルの給与に引き上げる政策提案してはどうかと思ったり......
日本の正社員信仰は異常だと感じる今日この頃ですが、自営、フリーランスそのほかであっても、二人に子供が平均的な費用感の大学を卒業し、結婚するときに少し援助してあげるくらいの両親としての働きをしようとしたら、どのくらいの稼ぎが必要で、それにはどういう能力開発が必要とか、職業選択が必要になるのか、もっと考える機会があっても良いのかもしれません。
なんでこんな事書いたかということ、結構前になりますが
この映画、無一文からタイムシェア(共同所有)リゾートビジネスで全米有数の大富豪になった主人公がリーマン・ショックで転落してしまった姿を捉えたドキュメンタリーという予告編を見てレンタルした映画でしたが、一番印象に残っているのが7人も子どもが産めたのはベビーシッターがいたからと語る主人公の姿だったのですよね。
映画『クィーン・オブ・ベルサイユ』より ©2012 Queen of Versailles, LLC. All rights reserved.
つい最近介護の問題なども自分も身近で感じることもあって、その場面でもやはりお金で解決できる面があることを知りました。
という指摘がなされていますが、真面目さを捨てずに稼ぐ手立てを考える必要があると思います。
前述の小林氏の夫婦で4000万稼ぐという指摘通りなら、それだけの高給で身分保障されている境遇だからこそ、一般人とは違うやれることがあるのでは?と先ほどの富豪の妻の発言もあり感じた次第です...
ただ日本は麻生さんのようなタイプは引きずり降ろさないと気が済まない方々も多いようだから無理かもですね。