表札でわざわざ自分の名前を公道に出しているわけだから、プライバシーなんて気にしていないですか?
先日「【米国】Googleは「Street View」に関連して「完全なプライバシーなどは存在しない」という主張を展開しているらしい 」というエントリを書かせてもらいました。
ちょっと個人的な事情でエントリを書く時間を取れず出遅れ感強いのですが、ストリートビューについてGoogleの考え方についてフォローしておきたい事があったので簡単に紹介させていただきます。
高木浩光@自宅の日記
■ 通信プラットフォーム研究会 傍聴録 (Google社の発言あり)
↑こちらのブログのほうにグーグル(藤田一夫オブザーバー) の発言が記録されており、
最後にプライバシーについて。確かに問題があるかもしれないが、日本のプライバシーに対する感覚は、アメリカ、イギリスとでは違うのではないか。日本では、マンションとかはまた違うかもしれないが、一戸建てでは名前を表札に書いている。名前まで。わざわざ自分の名前を公道に出しているわけだから、プライバシーなんて気にしていない。(会場苦笑。)それが、ネットの世界でだけ気にするというのはうーんどうかなと思う。(会場冷笑。)
中略
有害情報、有害情報と声高に言われるが、たしかにそういうところもあるが、人によって有害無害と価値観が違うのだから、一人の学者さん、偉い学者さんの倫理観で縛るというやり方というのは、いかがなものかなと考えている。
このような発言をされたようですね。
プライバシーなんて気にしていないという断定調の言い回しされているようですが、こういう判断をされるのであれば表札は引っ込めたいって方も多いのでは、、、と思ったりして。あと郵送物とかの配達間違いを出来るだけしてほしくないから、、という理由もあるでしょうしね(わたしの住所の番地がちょっと特殊というお話は関連記事をご覧ください)
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